きょうのしゅちょう
            文は田島薫

(人間の器、について


よく、人の器が大きい、とか、小さい、とか世間で人の人格の評価をする時、それの大き

い方の有り様は、まあ、態度が堂々としていて、他からの批判や反対などもどんと受け止

めだれかの失敗や逆境にも全くめげず、対象案件やら相手の立場を充分理解し、いつも物

事を公平に観て大事なことを瞬時に見極め適確に裁断し行動をする、ってようなことだと

したら、小さい方は、それと逆の態度になるだろう。

私もそうだけど、世間一般の人々はどっちかって言えば、日々、些細な物事にびっくりし

たり心配したり激怒したりしてるわけだから、小さい方のがリアリティがあるのかも。

とは言うものの、たとえば政治の世界の国際関係でも国のトップがそういった庶民的な器

の小さい反応ばかりしてたら、世界の平和にとって非常に不安定なものになるだろう。

で、このほどの北朝鮮の韓国との融和的オリンピック参加表明について、韓国のムン大統

領の柔軟姿勢とくらべ、北朝鮮の和平的に見える姿勢にだまされてはいけない、って言う

わが国の安倍首相の態度はどうだろう。

北朝鮮を悪と決めつけ、経済圧力などで最大限まで締めつける、ってことが一番いい、っ

て言ってる考え方、米国やイスラエルは核兵器持っててもかまわないけど、北朝鮮は危

険な国だから絶対それを許さない、って強硬政策一筋の人物は器が大きいのかどうか。

北朝鮮の非核化、ってことだけを考えて、それが簡単に実現するんであればそれもいいと

言えるのかもしれないんだけど、今それは、北朝鮮の立場ではほぼ不可能に近い現実があ

ることを無視した日米側の自己中心的発想からの要求なのだ。

何度もここで言ってることだけど、米国は歴史的にへ理屈をつけた正義をかざしては他国

を軍事攻撃するいわば前科者なのだ。北朝鮮も米国をそういう悪者と見てるわけだし、核

兵器はそれからのいわば侵略を防ぐ文字通りの抑止力なのだから。

北朝鮮にとって核兵器はそういうものだとしても、米国にとっては、先日のトランプ大統

領の宣言にもあるように、先制攻撃の道具にもなりうるのだから、よけい北朝鮮はプライ

ドや命にかけてもそれを手放すわけにはいかないはずなのだし、万一米国の安易な先制攻

撃でもあれば、核兵器の反撃は現実化してしまうわけで、今の日米の器の小さい態度は非

常に危険な状況を増大させてて、目的の平和を忘れた本末転倒なのだ。

安倍首相には、北朝鮮にだまされるな、っていきりたってるんじゃなく、今は器の大きい

ムン大統領に習って、だまされてみよう、ってぐらいの度量が必要な時なのだ。




ごエ想は題を「しゅちょう感想」と書いbアちらへ(今号中か次号に掲載)


以前のしゅちょう

2000年/10/18の

2001年の

2002年の

2003年の

2004年の

2005年の

2006年の

2007年の

2008年の

2009年の

2010年の

2011年の

2012年の

2013年の

2014/1/6/戦国物語の悲劇性について
1/14/向上心について
1/20/アントニオ猪木はえらい
1/27/情報の選択力について
2/3/幸福論について
2/10/理念のある政治について
2/17/平和主義について
2/24/アスリートへの敬意について
3/3/国のため、って言葉について
3/10/佐村河内守の嘘について
3/17/集団行動の馬鹿化について
3/24/ロシアへの強硬策の問題点について
3/31/保身で固まる人々について
4/7/思い込みの人々について
4/14/自他の法話について
4/21/韓国客船沈没について
4/28/集団的自衛権について
5/6/集団的自衛権について 2
5/12/異民族とのつきあい方について
5/19/集団的自衛権について 3
5/26/現政権と国民の声について
6/2/だれかのためにやる力について
6/9/だれかのためにやる力について 2
6/16/ストレスとのつきあい方について
6/23/失言に見る政治家の本質について
6/30/世界常識の扱い方について
7/7/世界常識の扱い方について 2
7/14/テロとの戦い、ってことについて
7/22/国民の命を守る、ってことについて
7/28/国民の命を守る、ってことについて 2
8/4/国民の命を守る、ってことについて 3
8/11/朝日の誤認批判、について
8/18/自民党政治の終焉について
8/25/難病治療について
9/1/精神疾患について
9/8/米国の空爆政策について
9/16/米国の空爆政策について 2
9/22/米国の空爆政策について 3
9/29/個人の危機管理について
10/6/言葉の力について
10/14/安倍自民党による国際評価期待の読み違えについて
10/20/環世界について
10/27/加工食品と健康管理について
11/4/自民党政治の終焉について 2
11/10/生きる意味ついて
11/17/世界の不均衡について
11/25/世界の不均衡について 2
12/1/世界の不均衡について 3
12/8/自民党政治の終焉について 3
12/15/手ばなすことについて
12/22/安倍自民党の好景気妄想について
12/29/表現の自由の行き過ぎについて

2015/1/5/気分よく生きる方法について
1/13/表現の自由の行き過ぎについて 2
1/19/老人を元気にさせる方法
1/26/戦争をなくす方法について
2/2/戦争をなくす方法について 2
2/9/戦争をなくす方法について 3
2/16/戦争をなくす方法について 4
2/23/戦争をなくす方法について 5
3/2/戦争をなくす方法について 6
3/9/争をなくす方法について 7
3/16/戦争をなくす方法について 8
3/23/戦争をなくす方法について 9
3/30/戦争をなくす方法について 10
4/6/戦争をなくす方法について 11
4/13/戦争をなくす方法について 12
4/20/戦争をなくす方法について 13
4/27/戦争をなくす方法について 14
5/4/戦争をなくす方法について 15
5/11/戦争をなくす方法について 16
5/18/戦争をなくす方法について 17
5/25/戦争をなくす方法について 18
6/1/和を尊ぶ、ってことについて
6/8/淋しさを救う入口について
6/15/へ理屈集団による政治の危険について
6/22/認識の果てしない旅について
6/29/みんなと一緒の常識に安住する人々について
7/6/盲目的愛国心の危険性について
7/13/安倍首相の牧歌性について
7/21/安倍首相の牧歌性について 2
7/27/安倍首相の牧歌性について 3
8/3/コミュニケーションの幹について
8/10/中国の軍事費増大について
8/17/デザインの盗作について
8/24/人殺しについて
8/31/恐怖心の危険性について
9/7/野田聖子はえらい
9/14/本当の積極的平和主義について
9/21/自民党の歴史的失政について
9/28/健康の温故知新について
10/5/乱発空爆の無効性について
10/13/国民総活躍について
10/19/健康の温故知新について 2
10/26/短気と戦争の関係について
11/2/短気と戦争の関係について 2
11/9/時間を大切に使う、ってことについて
11/16/テロをなくすこと、について
11/24/日本人の衆愚性、について
11/30/軽率な差別発言について
12/7/テロをなくすこと、について 2
12/14/礼をつくす、ってことについて
12/21/SEALDsはえらい
12/28/生きがい、について

2016/1/4/今年の注意点、について
1/12/長嶋茂雄の天才について
1/18/危機管理の基本、について
1/25/自由の危機、について
2/1/預かりものとしての人生、について
2/8/北朝鮮の人工衛星打ち上げ実験、について
2/15/自由の危機、について 2
2/22/がんの治し方、について
2/29/自民党員の思考停止、について
3/7/退行的国防論、について
3/14/退行的国防論、について 2
3/22/趣味や旅行の楽しみ方、について
3/28/正論の危険性、について
4/4/清貧の政治思想、について
4/11/反対意見の生かし方、について
4/18/危機管理の基本、について 2
4/25/どん底からの脱出法、について
5/2/緊急事態法の危険、について
5/9/国の偉大さ、ってことについて
5/16/オバカとコリコウ、について
5/23/嫌われる勇気、について
5/30/英語使いの失敗、について
6/6/日本人ジャーナリストの拉致、について
6/13/批判と反批判、について
6/20/ストレス、について
6/27/個人主義と排他主義、について
7/4/自民党の危険性、について
7/11/自民党の危険性、について 2
7/19/安倍政権報道の危険性、について
8/1/鳥越さんバッシングと一般庶民の傲慢、について
8/8/常識論で嘲笑するタイプ、について
8/15/尖閣諸島の占有、について
8/22/核兵器の先制不使用、について
8/29/体調不良の治し方、について
9/5/目に見えない大切なもの、について
9/12/非行の減らし方、について
9/20/経済優先主義の傲慢、について
9/26/再び食養、について
10/3/安倍首相の演説、について
10/11/小池都知事はえらい
10/17/がんばらない方がいい、って場合について
10/24/自己中人間の非寛容、について
10/31/核兵器禁止条約、について
11/7/揚げ足取り議論、について
11/14/短絡政治と偽善政治、について
11/21/同一労働同一賃金への遠い道、について
11/28/簡単に自由を手に入れる方法、について
12/5/人生の短さ、について
12/12/人生の探し物、について
12/19/わが国の教育費の乱暴、について
12/26/マンウォッチングの楽しさ、について

1/3/世界からの安倍政権への信頼度、について
1/10/正直の強さ、について
1/16/一期一会、について
1/23/トランプ大統領就任、について
1/30/正義の空回り、について
2/6/昼食時間の約束、について
2/13/親愛、について
2/20/金正男暗殺、について
2/27/健康の問題、について
3/6/あきらめない心、について
3/13/対北朝鮮外交、について
3/21/私の理想的な余生の過ごし方、について
3/27/そんたく、について
4/3/空(くう)、について
4/10/国家の主体性、について
4/17/あきらめない心について 2
4/24/安倍政権の対北朝鮮姿勢について
5/1/自民党議員の失言について
5/8/自民党のキャンペーンに騙される人々について
5/15/目前のことしか見ることのできない人々について
5/22/共謀罪法案強行採決について
5/29/自民党のキャンペーンに騙される人々について 2
6/5/自民党のキャンペーンに騙される人々について 3
6/12/最良のテロ対策について
6/19/暴走国会について
6/26/忖度社会について
7/3/不屈の心について
7/10/自民党の隠蔽体質について
7/18/正義の欺瞞性について
7/24/自民党政権の欺瞞性について
7/31/安倍首相の対北朝鮮政策について
8/7/老人力について
8/14/正論の誤りについて
8/21/無名の幸せについて
8/28/老人の養生について
9/4/北朝鮮の正当性と日米の不当性について
9/11/北朝鮮への制裁強化の問題点ついて
9/19/北朝鮮への制裁強化の問題点ついて 2
9/25/安倍首相の危険性ついて
10/2/安倍首相の危険性ついて 2
10/10/安倍首相の危険性ついて 3
10/16/安倍首相の危険性ついて 4
10/23/次にわれわれができることについて
10/30/建設的なコミュニケーションの方法について
11/6/意志表示の大切さについて
11/13/他人と競わないってこと、について
11/20/核抑止力の嘘、について
11/27/憲法より先にやるべき法整備、について
12/4/パワハラがダメなわけ、について
12/11/金銭の魔力、について
12/18/隠された善意、について
12/25/旅、について

2018/1/2/忍耐と寛容、について
1/9/言霊の力、について
1/15/間違ったプライド、について
1/22/間違ったプライド、について 2
1/29/間違った恐怖心、について
2/5/間違った恐怖心、について2
2/13/人と繋がること、について


目次

一葉もどき

思いつくまま、気の向くまま

サニーイズム

昨日の日記

ねこ絵ギャラリー

きょうのねこさん 

クボユーシロの

愛しき人よ

がたやま娘のひとりごと

休載シリーズ

ココアスタジオ年賀コレクション

ホーム