3/4のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 95)
わが国の国会では今、自民党議員の不正政治献金受領についての追
求に野党がはげんでて、自民党もいろいろ言い訳したりして貴重な
税金を使った時間の浪費してるんだけど、同じ時に、ウクライナと
パレスチナでは、戦争を止める者がいないまま一般住民や兵士が連
日命を落としてる。
世界平和の視点で見れば、政治家は国内のそんな些末な問題など、
さっさと切りをつけて、戦争を止めに行くのがいいと思うんだけど、
そんなことを言えば、非現実的で幼稚な考えだ、って馬鹿にするも
のの方が多いだろうけど、もし自分がウクライナの国民やガザ地区
のパレスチナ人だったとしたら、ありがたい、と感じるだろう。
止めた方がいい戦争がいつまでも終わらない理由は、いつも戦う双
方リーダーが、勝つまで続けたい、って思うせいなのだ。
客観的に見れば、ウクライナでは前線は膠着状態のようなのに、そ
こを無理に攻撃しあっては、それなりの犠牲者が毎日生まれてるの
をリーダーたちはあまり気にしないし、これから大規模な軍事支援
を受けて一気に攻勢に出る期待をしてたりして、しかし、それは、
相手もそう考えてるわけだから、双方にもっと多くの死傷者が出る
ってことも仕方ないことだと考えてるせいなのだ。
だって、たいていリーダーたちは自分の命が安全な場所にいて、前
線で戦わせる兵士はいくらでも供給できると考えてるせいだ。
ガザ地区の生活基盤をめちゃめちゃに破壊してパレスチナ住民を南
部移動させた後、そこに200万もの難民が生活物資の支援も滞って
数十万人が飢餓直前にあり、先日も新生児が15人餓死し、まだまだ
その情況は悪化するだろう、って時に、イスラエルは特にそれに対
する改善措置もせずに、泣き面に蜂のような爆撃を続け、子どもた
ちを含めた死者が3万人を超えて進行中、ってジェノサイドが現前
と行われてるのを見ても、米国も日本もまともな行動はされてない
中、第三国の仲介を頼りに一時停戦が行われるはず、と言った呑気
な発言して済ましてるのが米国バイデン大統領なのだ。
世界は自国と繋がってて、どっかで戦争があれば必ずその弊害は波
及してくるし、敵視関係が広がるのは世界平和のさまたげになるの
は明らかなことなのだから、すべての政治家は最優先で戦争を終わ
らせるための交渉に全力を注ぐのがいいのだ。
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