6/3のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 108)
世界じゅうで批判されてるイスラエル軍のガザ攻撃、飢餓に近い避
難民たちからはどこにも安全な逃げ場所はない、って訴えられてる
のにもかかわらず、すでにラファへの攻撃も始まってて、連日民間
人の死者も出てるのを、是非一番のイスラエル支援国の米国が終結
のリードを取るべきなのに、バイデン大統領はラファ攻撃をしたら
軍事支援を止める、ってような、もうすでに支援し続けてるのだか
ら、腰の引けた効果のなさそうな口だけのアピールしてるだけにし
か見えない中、停戦交渉が進んでてイスラエルもそれを受け入れる
だろう的なアピールをしたんだけど、問題のネタニやフ首相は、ハ
マス壊滅まで停戦はない、って言い切ってるし、攻撃は止まる気配
はないのだから、バイデン大統領はもっと本気でやるべきだ。
ウクライナでは米国などからの武器支援が届かない前をねらってか、
ロシアは北東部での攻勢とともにハルキウ州への越境攻撃を続けて
て、米国やドイツは、ウクライナからロシアへの越境攻撃を容認し
たらしいから、このままにしたら、世界大戦の危険も出て来る。
そんな中、ゼレンスキー大統領が求めた中立国スイスでの平和サミ
ットへの各国の参加を呼びかけ、100ヶ国以上の参加が決ったらし
いんだけど、これにはロシアは呼ばず、中国は各国に参加しないよ
う呼びかけてる、ロシア支援すれば戦争は長引くだろう、ってゼレ
ンスキー大統領の中国批判は少し独善的だろう。
平和サミットで、他国の意見を聞いたりして和平交渉の段取りを検
討するのはいいことだと思うんだけど、自国の正当性の主張ばかり
してウクライナからのロシアの完全撤退を譲らず、その同調者を増
やしたいだけ、ってことではロシアは耳を貸さないだろう。
ゼレンスキー大統領は、ロシア抜きの平和サミットより前に、直接
ロシアのプ−チン大統領との和平交渉をするべきなんであって、ハ
ナから侵略ロシアを悪と決めつけてその主張に耳を貸さない態度で
はプ−チン大統領はいつまで経っても攻撃はやめないだろう。
ロシア国内でも兵士たちがどんどん戦死したりしてるので親族は戦
争終結を望んでるに違いないのだから、双方の国民の幸福に基本を
おいて相互妥協に落とすのがいいのであって、自分の正義だけをか
ざし力で押して相手に引いてもらう、でははだめなのだ。
戻る