7/21のしゅちょう 文は田島薫
(安倍首相の牧歌性について 2)
このほど衆議院で安保法制が自民党の強行採決されたんだけど、議事堂前では連日万単位
の老若男女がそれに反対するデモをしてるのを見ても、安倍首相、大勢で集まってるよう
に見えても国全体から見ればほんの一部の人々だ、って言って気にも止めてない模様。
そんなことは物理的に不可能なことだけど、じゃ、都市部で国民の過半数が集まって反対
デモしてたならそれを聞き入れるのか、って言えば、多分そこまでの眼前の状況で攻めら
れたら恐怖感にもかられてそうするとして、そうじゃなくても、アンケート調査で6〜70
%の国民が反対と言うデータが出てるのだから、実際にはそれと同じことのはずで、聞き
入れるか、そのアンケート事態疑うなら国民投票をすればいいはずなんだけど、元からそ
の気はないようで、強行採決は何ヶ月も前にやることを決めていて米国でも約束したし、
採決前にも、国民の理解はまだ進んでない、って認識を安倍さん自身認めた上での強行な
のだから、国民はまだ理解してないんだけど、これが正しいことは私が保証する、ってこ
とで国のリーダーである自分に任せてもらえばいい、理解については後でゆっくり説明し
てやるから大丈夫、ってようなつもりなのだ。
安倍さん自身、悪気があるわけじゃないし、国民の命を守るためには、ここは心を鬼にし
て批判の嵐に耐えて頑張ろう、ってとこなのかもしれない。
これが、町工場の社長だとか、一家の稼ぎ頭のリーダーシップなら影響もわずかな環境の
みだし、いくらでもやり直しがきくようなことなんだけど、一国のリーダーともなると、
そのひとつひとつが世界に発信されるのだし、憲法や国民の意志を無視する政策に、怪訝
な感想を持つ人々が内外に溢れ、今後の政治活動にいい影響があるはずはないのだ。
今日本の政治は、どっかで何か勘違いして暴走する手のつけられない関白亭主に、刃向か
うと家を追い出される心配から黙って従ってるような家族がやってるようなもんなのだ。
国民は是非、今後自民党を政権から下ろし、もろもろの危険法を廃案にさせよう。
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