4/30のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 103)
イスラエルのネタニやフ首相は、ハマスからの恒久停戦条件の交渉
を拒否し続け、ハマスを壊滅させるまで軍事攻撃は止めない、と主
張して、避難させたガザの150万ものパレスチナ住民いるラファへ
の攻撃も宣告し、地区外に全然数が足らない.数万のテントを言い訳
のために張り、住民に避難を呼びかけて、攻撃後の犠牲は、避難し
なかったのはハマス関係者だからだ、ってことにしようとしながら、
すでにコソコソ攻撃を始めたらしく連日数十人の死者が出てる。
戦闘員以外に対しても無責任で理不尽で一方的なジェノサイドをす
るネタニやフ首相に、腰のひけた苦言を言ってるだけで、基本軍事
支援を宣言して実行し続けてる米国バイデン大統領に、名門コロン
ビア大学をはじめ米国各地の大学で、大学側の中止命令を振り切っ
て大勢の学生たちがガザ攻撃中止を求める抗議集会が行われてる。
一方、ウクライナへの軍事支援についても、このほどバイデン首相
と米国議会は賛成したようで、プ−チン大統領の軍事侵攻の悪行に
立ち向かうゼレンスキー大統領のウクライナを支援するのは正義な
のだ、って言うとこなのだろう。
この2つの支援の正義はどちらも怪しいわけで、イスラエルの方は
ネタニヤフ首相の行き過ぎに批判はしてるけど、本気でパレスチナ
の民間人を助けようとしてるようにはみえないで、米国のこのほど
作った物資支援のルート港のようなこともイスラエルの難民テント
作りと同様、デモンストレーションにしか見えないのは、現在進行
形で軍事攻撃や飢餓で死んでるパレスチナ人をほっておいてること
になるからだ。まず、即刻イスラエルの一方的軍事攻撃を完全に中
止させるのが先なのだ。
テロのハマスは悪だから、って言うネタニやフ首相のイスラエルは、
ヨルダン川西岸に古くから生活してたパレスチナ人を追い払ったり
迫害しつつ、不法にイスラエル人の入植を続けてることを正義とす
る根拠は旧約聖書の記述だけ、って乱暴なデタラメ。
ロシアが侵略国だ、って言う西側諸国は、イスラエルも侵略国だ、
って言わなければ公平ではないのだ。
正義の戦いなどないのだ、ってウクライナのゼレンスキー大統領も
すべての国も悟って、まず戦争終結が正義なのだ。
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