3/22のしゅちょう
            文は田島薫

(プ−チン大統領の失敗、について)


どこの国のリーダーも軍隊を持つ理由について、国防のためだ、って言うん

だけど、たいていの戦争は国防のためだと言って先に武力行動を起こした者

によって始まってしまうのが過去の歴史が証明してるのだ。

このほどの「ロシアとウクライナとの戦争」も、プ−チン大統領はこんな風

なものにさせるつもりはなかったはずで、ウクライナでは邪悪な自由主義国

の影響を受けた政権によって、核兵器を持ったNATO側の軍備国がとなりに

生まれる危険をなんとしてでも阻止することがロシアの国防には必要だし、

現在もその邪悪ネオナチ政権によって親ロシア派住民がジェノサイドに遭っ

てるのだ、といった未確認情報をきちんと検証もせずに自己正当化に利用し

て、短期間の単なる示威行動だ、って気分で多分、一気に大量軍隊を送って

ウクライナ政府を脅し、流血なしに親ロシア派有利の国に整えるつもりだっ

たのが、その予定通りに行かずに、多くのウクライナ国民の国防意識に火が

ついてしまい反撃が始まり、戦う意志もなかったロシア軍兵士たちに大量の

死者が出続けてるもんで、ロシア軍も当初は軍事基地だけへの攻撃だったの

が、病院などの民間施設などへの攻撃も始まり、攻撃対象が少しづつ拡大し

続け、プ−チン大統領も後へ引けなくなるし、理不尽な攻撃には祖国防衛に

命をささげるべきだ、ってような気分一色になってじぶんはとりあえず戦場

には行かないのに、国民に戦うことを奨励しちゃうウクライナ大統領も降伏

して相手の要求を飲むことができなくなり、どちらも徹底交戦の戦争をやめ

られない悪循環に陥り、双方のリーダーの意地の張り合いの続く限り、連日

双方に犠牲者が増え続けてるといったバカゲタ状況なのだ。

とりあえず、双方ができる限り歩み寄り、一時停戦から、早急に終戦に持っ

て行くべきで、そのためには、世界のリーダーがもっと積極的に仲介に動く

べきで、欧米よりは第三者的立場で平和憲法を持つわが国の首相などは、欧

米といっしょになって遠吠えのようにロシア批判したり制裁論議したり、イ

ンドなどに仲裁を頼んだりするんではなく、自らが直接仲裁活動に全力を注

ぐのが有能な首相というものなのだ




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