5/1のしゅちょう
            文は田島薫

(戦争を止める方法、について 52)


ウクライナは近々反転攻勢をして一気にロシア軍を撤退させる、って計画

の軍備不足などの詳細の極秘情報が米国から漏えいし、で期日が延期され

てるらしい、一方、ロシア軍の方も武器調達や兵士集めに苦労してるらし

い中、双方の大統領の威勢のいい演説ばかりが聞こえる。

正義の戦いと信じて疑わないゼレンスキー大統領側と、無理矢理そう信じ

てるらしいプ−チン大統領側は、義務か当然の行動のように戦闘を続けて

るわけだけど、そこで死んだり負傷したり破壊されてるのは、双方の国民

の命と生活環境なのだ。

祖国を守る当然の戦い、と言ってるウクライナ兵たちも死傷してるけどそ

の攻撃で多大な死傷を重ねてるロシア兵たちの方だって、元々は善良なた

だのロシア国民の若者たちなのだ。

元々はたがいに恨みもなかったはずの者同士が殺し合いを強いられ、その

結果、双方に新たな恨み合いが生まれ、その悪循環がいつ終わることもな

く続いてる、って、なんて不毛で馬鹿げた状況なんだろう。

これを、なにか理屈つけて、必要な戦いだ、って言う者がいたら、そいつ

は自分で心からその戦闘に加わって命をささげてもいい、って思ってるん

だろうか、そうならば、その通りにしたらいいのだ。

だから、戦いは、そういった志しを持った者だけがお互いにやるのがいい

んであって、それなら、それで命を落としても本望、ってことになるだろ

うし、やりたくない者は不参加にして、安全な日常生活を送らせるのがい

いだろう。そうすれば、さほど不幸な人はいなくなるはずだし。

そんなことはできるわけはないし、戦いたいやつがいるわけはない、って

言うなら、是非とも戦争を止めるようにみんなで協力すべきだろう。

自分の身の安全を確保してから、自分以外の者が戦うのはかまわない、っ

て戦争を肯定するやつはただの卑怯者、ってことなのだ。



ご感想は「しゅちょう感想」と書いてこちらへ(今号中か次号に掲載)に




戻る