7/4のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 8)
ウクライナでは毎日市民の他双方の兵士が100人づつ死んでる、って情報
を聞いたけど、双方のリーダーたちは妥協して停戦合意をするつもりはな
いようで、ゼレンスキー大統領はできれば年内までに終わらせたい、と言
い、プ−チン大統領は、作戦通りに順調に戦争を行ってて、その終わりに
ついては秘密だ、などと呑気なことを言ってる間に、10日経てば1000人
の死者が双方の墓地に追加されるし、年末には双方に何万の死者が追加さ
れるのだ。
双方のリーダーはとりあえず自分の命は無事なのでそんな呑気なこと言っ
てられるし、他人事のように、いつまで続くのかなどと言いながら、ロシ
アに経済制裁したりウクライナに要求に届かない量の武器を渡しては、形
勢は不利かも、とか言ったりしてるだけで、停戦交渉の仲裁などをほとん
どやろうとしない西側諸国のリーダーたち。
多分、現実に仲間の死も見てるだろうし、明日の自分の命も保証されない
前線で戦ってる双方の兵士たちの心は悲壮で不幸な気分なはずだし、その
戦う意義についても、双方の兵士同士は矛盾を感じてるかもしれないわけ
で、祖国を守るために命を捧げてもいい、って考えているウクライナの兵
士もいるんだろうけど、ウクライナの大半の男たちは政権から戦うことを
強制されてるわけで、何百万の同胞が難民になり、毎日市民の死者も出て
るこの戦争を、手放しで賛成してる者は多分いないだろう。
双方のリーダーは早急に停戦交渉をして戦争を終結するのがいいのだけど、
前述のように、死ぬのが自分じゃないからのんびりしてるのだ。
一方、兵士の方は、もう降伏して戦争止めよう、って言いたくても、それ
を言わせない同調圧力を感じてるかもしれない。
でも、命の危機にあるのは前線にいる兵士なのだから、個々の自由意志で、
白旗上げて戦争放棄してもいいのだ。
双方の前線の兵士たちは全員、戦争放棄したら、戦死者はいなくなるのだ
し、戦うよりも世界平和に貢献することになるのだから、どんどん戦場か
ら逃げたり、降伏するのがいいのだ。
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