9/26のしゅちょう
            文は田島薫

(戦争を止める方法、について 20)


ウクライナ軍は攻勢をアピールしている一方、親ロシア派住民の多いウク

ライナ東部のロシア占領地区では、プ−チン大統領が住民投票をさせて、

その多数の意志を根拠にロシア併合を主張するつもりのようで、本当に親

ロシア派住民が絶対多数であることを証明できるなら、ロシア併合もアリ

なんじゃないかと私は思うんだけど、ゼレンスキー大統領や西側は、不法

侵攻したロシアによるそれは全く認められない、そこでロシアの領土と確

定させれば、そこへのウクライナ側からの攻撃に強硬な反撃の根拠を与え

てしまう、って主張のようだ。

その住民投票も、武装した兵士が住民を強制的に投票所に連行したり、ロ

シア併合に反対する投票者の氏名を記録する、などしてるようだから、公

平な投票とは言えないようなんだけど、仮にその選挙の挙行を、西側が本

当に公平なやり方を条件で認めたなら、とりあえず、そこいらの地区の戦

闘は治まることになるわけだから、一考の余地はあるんじゃないのか。

公平な選挙の結果、ロシア併合に反対の票が多かった場合は、ロシアは撤

退する、ってことも合意しとけばいいわけで、また、逆の場合はウクライ

ナ側はそこのロシア併合を認めて、そこのウクライナ支持側の住民の安全

も保証する条件もつけておけばとりあえず平和が回復するだろう。

ゼレンズキー大統領は侵略者プ−チン大統領との交渉は拒み徹底抗戦です

べての国土を奪還するつもりのようで、今のところロシア軍を少し劣勢に

させてる自信もあるのだろうけど、後に引けないプ−チン大統領は一般国

民の徴兵まで徐々に始め、国民の中にも反対者が目立つようになってる中、

ますます独裁を強化してるようなんで、西側はその自滅を期待してるとこ

ろもあるようだけど、核兵器の使用もありうる、って言ってるプ−チン大

統領への断罪と武力攻撃だけで状況展開しようとするのは危険だろう。

プ−チン大統領も当初の目論みを外れて、多くの自国の兵士を失ってる中

どっかで戦争終結のきっかけを探してるはずなのだから、ずるずる、戦闘

を長引かせたままでなんとかなる、って考えるのではなくて、わが国も含

めたというより平和憲法をかかげて先頭に立つぐらいの勢いで、西側諸国

ともども東側諸国とも協力しあって1日も早く戦争終結するためのの仲裁

努力をするのがいいのだ。




戻る