1/9のしゅちょう 文は田島薫
(言霊の力、について)
ネットサーフィンしてたら、色んな世俗的疑問について調べてみた、っていうようなサイ
トがあって、「言霊が本当に効くか」、ってテーマを読みちょっと共感した。
サイト主催者は、「全力で釣られてみる」をポリシーにしてて、徹底的にやってみたそう
で、その言霊は、「嬉しい、楽しい、幸せ、ありがとう、感謝してます、愛してます、許
します、ついてる」の他、成功、安全、健康、裕福、や、「○○さんに全ての良きことが
雪崩のごとくおこります」などを色々アレンジしながら周りに人がいない時につぶやきま
くったそうだ。
半年ほど続けてるそうで、その効果は実際に2週間後ぐらいから徐々に出始め、人間関係
が良好になったり、以前は毎日一度はあったイライラがなくなり、この半年で仕事と貯蓄
も増え、健康についても、いつも季節の変わり目でひいてたこの半年は風邪ひとつひかな
くなり、体調もよく元気で行動的になった、と。
精神的にも落ち込んだりうつっぽくなったりネガティブな波がなく良好で驚くほど仲間が
増え、身内にもいいことが続き、書き切れないぐらいの良い事が多く半年前とは雲泥の差
で、実感として、言霊は効く、むしろ言葉は現実的に魔法と言ってもよい、と。
主催者が言うには、言霊の連呼が潜在意識に染み渡り行動を支配するせいと、他人や世界
の幸せを願い感謝の念を放出すると、宇宙の意識とマッチするせいだろう、と。
聞き方によっては、宗教がかって聞こえるかもしれないけど、私もそういうことはあるん
じゃないかと納得するとこが多い。
後ろ向きで悲観的な言葉を自分で言ったり聞いた時のストレス感にくらべ、そういった前
向きの言葉を言ったり聞いたりした時に人は気分がよく、心身に健康的な気が巡るのだ。
そして、潜在意識に残ったその言葉は知らずに気持のいいままの行動指針になって行くこ
とも不思議じゃないだろう。
で、このやり方のポイントは人に面と向かって、演劇のように、そういったナマの言葉を
ぶつけるんではなくて、あくまでも独りの時の自分に向けてつぶやく、ってとこなのだ。
潜在意識に残った言葉はやがて、他人や世界に対する眼差しの形に変わるだろうから、実
際に使う言葉がたとえ少し乱暴だったとしてもそういった心が底にあるわけだから好意の
ようなものは伝わりやすくなるんだろう。