10/10のしゅちょう 文は田島薫
(安倍首相の危険性ついて 3)
選挙戦が始まり、各党が対立他党の悪口を言い合ってるんだけど、自民党と公明党は、民
進党などが加わった希望の党に票を食われる心配から、主義主張を曲げた選挙のための団
結では政治はできないとかなんとか演説してるし、安倍首相なんかは、北朝鮮の脅威に対
抗して国民の命を守れるのは自民党だけだとかなんとか演説してる。
小池さんが希望の党を立てたのは、憲法改正に賛成のところは安倍自民と共通するところ
はあるにしても、国民や学者の意見を聞かずほとんど秘密裏に国民の権利を縛る危ない法
案を次々強行採決する安倍首相の暴走政権に危機感を持ったからであって、国民視線での
情報公開や原発廃棄を主張してるところが違うのだ。
一方、国民の命を守る、って言ってる安倍首相は、核やミサイル開発する北朝鮮にそれを
やめなければ武力攻撃を加える事も考えてる、って脅しを米国と一緒になってやってて、
北朝鮮をますます挑発して、わざわざその危機感を高めることしかしてないのだ。
北朝鮮の目的はそういった攻撃から身を守る抑止効果のためなのだから、政権の安全を保
証してやるだけで危機感はすぐに去ってしまうのに、それをやらずに米国が兵器開発する
のはまさに軍事産業の都合のためで、安倍首相もわが国の関連産業の隆盛をいいと思って
るように見えるのだ。
米国は核を沢山持ってるけど、北朝鮮はそれを少しも持ってはいけない、言うこと聞かな
ければいつでも好きな時に軍事攻撃する、って脅かしてるうちに、北朝鮮もそれへの対抗
にグアム沖にミサイル実験でもした時、米軍がちょっとした攻撃でもしてしまった時、ど
んなことが起こるか、って非常に危険な状況へと安倍首相は自らリードしてるのだ。
そういうことにでもなれば、戦争になっちゃうかもしれないけど、米軍がすぐに北朝鮮を
おさめちゃうはず、自分はしっかりと大手を振って自衛隊と米軍の軍事行動ができるし、
自分もその総司令官としてがんばるつもりだ、でもひょっとすると、やぶれかぶれになっ
た金正恩が核ミサイルを大量にわが国に打ち込むかもしれないけど、そんなことはまずな
いはずで、そんなことは考えるのやめて、ま、もし、かなりの犠牲が出ても、自分の身は
大丈夫だろうからとりあえず安心、って安倍首相は思ってるのだろうか。
万が一自民党が過半数取った時にはそんな悪夢も覚悟する必要がありそうだ。
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