1/13のしゅちょう
     文は田島薫

戦争を止める方法、について 192


ベネズエラの軍事施設などを攻撃してマドゥロ大統領夫妻を拘

束した米国トランプ大統領はドンロー主義などと自分で謳って、

南北アメリカを管理下に置く考えのようで、結局は石油資源の

獲得が大目的に見えるベネズエラの次に同じく石油資源のある

コロンビアにも麻薬組織撲滅理由に攻撃をする可能性も示唆し

たら、コロンビアの大統領からの電話で関係改善の動きもある

模様なんだけど、他方面では、地下資源と国防のためかグリー

ンランドの保有も企んでいるようで、金で買う方法がだめなら

軍事力も使う考えもあるようだ。

トランプ大統領自身、平和的な交渉で自国の利益誘導ができれ

ばそれに越したことはないと考えてるけど、それが決裂すれば、

軍事力を使うことに躊躇はない、ってことのようだ。

また中東方面でもトランプ大統領は、イスラエルの国防も意識

しつつ、イランの核武装に警戒し、民主化デモを取り締まる政

府に対し、市民を殺害するなら軍事攻撃すると言った。

トランプ大統領は自国第一主義を明言し、その利益獲得のため

なら軍事攻撃もかまわない、って言ってるんだけど、同時に、

他国民の人権を抑圧する独裁政権に対して圧力をかけて、人々

を救済するためだ、などと言って利権獲得第一目的をカモフラ

ージュして自分の政策を正当化してるように見える。

利権を獲得目的でも平和的な交渉でそれをするなら問題ないん

だけど、自分の要求を相手が受け入れなければ軍事行動する、

ってことなら、ただの利己主義の乱暴者ってことになる。

そういった意識の者に信頼感を持つのはだれにとっても難しい

ことだろう。

トランプ大統領の早期戦争終結とか麻薬撲滅とか民主化応援と

かの志しと行動力は評価されるべきところがあるんだけど、そ

の内容に矛盾やイカサマが潜んでるのだ。

だって、ベネズエラ攻撃でも数百人の命を奪ったわけだし、軍

事攻撃には必ず人命が失われるわけで、それに反撃があれば、

戦争になりより死者数が拡大するのだけど、トランプ大統領自

身の命はとりあえず安泰だ、ってとこが、気楽な軍事攻撃決定

をしてしまう軽薄リーダーの危険性なのだ。





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