7/22のしゅちょう
            文は田島薫

戦争を止める方法、について 167


ガザでは、わずかな数の支援物資給付場所に必死に食料を手

に入れようと殺到する飢えた住民たちに向けてイスラエル兵

が銃撃して数十人のパレスチナ人が殺されるようなことがこ

の何ヶ月もの間連日のように起きてて、20日も93人が死亡

した。そんな悲惨な情況が続いてることに、日本、英仏など

28カ国が共同声明でイスラエルを非難した。

それに対し、イスラエル外務省は拒否をし、停戦合意を拒否

してるハマスにすべての責任がある、って言うんだけど、ハ

マスは恒久停戦を要求してるのに、イスラエルのネタニヤフ

政権は、停戦は人質解放までの一時的なものにして、ハマス

の壊滅まで攻撃は止めるつもりはない、って言ってるのだか

ら、自分らの都合だけを強行してハマスに罪をかぶせようと

してるのだ。

1200人ものイスラエル人をテロで殺したハマスは悪なのだか

ら、それを殲滅するために、一般住民も含めてパレスチナ人

をすでに5万9000人殺したけど、まだ殺し続ける、ってネタ

ニヤフ政権は言ってるのだ。

一般イスラエル人たちの中にはネタニヤフ政権のジェノサイ

ドを批判する者もいるようなんだけど、半数以上のイスラエ

ル人は、当初のハマスのテロの被害意識ばかりで、現実に逆

テロで殺されてるパレスチナ人の立場には思い至らないよう

なのだ。

ネタニヤフ政権は外国人ジャーナリストのガザ立ち入り禁止

したりに批判的なアルジャジーラの放送を禁止させたりし、

政権に忖度するイスラエルメディアもパレスチナ住民の惨状

の報道を小さくしたりしてるのをイスラエル住民は呑気に受

けてるせいもあって、質の悪い政権が質の悪い国民を育てて

る形なのだ。

もっともわが国だって、先日の参議院選挙で、排外的キャン

ペーンや日本ファーストを謳う政党が大躍進したのだから、

他人事ではないわけで、世界がこういった右傾の政治が多く

なってくると、戦争を引き寄せることになるのは歴史が証明

してることで、他人へ思いやりが戦争を無くす一歩なのだ。





戻る