(戦争を止める方法、について 161)
ウクライナと米国などからの無条件の一時停戦提案に応じな
いプーチン大統領はウクライナ各地への空爆を続けてるし、
ガザでもハマスや中東国からの同様の無条件の一時停戦提案
に応じないネタニヤフ首相は民間人への食料や医療支援を制
限しつつ攻撃を続け連日死者数の記録を更新している。
米国トランプ大統領はウクライナとロシアの停戦を実現する
とゼレンスキー大統領とプーチン大統領を説得してるような
んだけど、ゼレンスキー大統領にはクリミア半島の放棄など
の妥協の必要性を訴え、プーチン大統領には、多分、東部4
州の方は条件つきで返還も説得するつもりだったとしても、
プーチン大統領の方は自分の方の優勢を意識して、妥協する
つもりがないように見えるもんで、トランプ大統領の方も、
手に負えないなら手を引くと言い出したりしてる。
けっきょく、戦争で利益を得るのは一部の軍事産業と、その
勝利した方だけで、負けた方は損害だけが残るので、どっち
も始まった戦争には勝ちたいと思うのは当然のことなんだけ
ど、そういった気楽な結論を出せるのは、自身の身の安全を
確保したリーダーだからなのであって、それをただ当然のこ
ととだけ考えて戦争を継続するなら、世界平和実現目的視点
では、リーダーの資格はないのだ。
だって、つつましく暮してた人々がそんなリーダーの気まぐ
れのためにふいに平和な生活を奪われて、人殺し参加のため
に強制徴兵されたり身近な人々が殺戮される情況が始まり、
自分もいつ殺されるかわからない事態になるのだから。
戦争は双方の国民の命を粗末にする破壊合戦のわけだから、
それが世界平和とは真逆の行為なのは明らかだろう。
それでも、行きがかり上、祖国防衛のために戦うのは尊いこ
とだ、って言い種には一理あるかもしれないんだけど、それ
は戦う双方の国にそれは言えるのであって、問題はその正当
性はどこにあるのか、ってことを双方がよく検証しあうこと
が戦争開始の前に必要なことだし、開始した後だってそれを
することはいいことなのだ。
今のロシアやイスラエルの主張する正当性について、世界は
一旦全部言い分を聞いて、それについて有識者が意見を交換
するような手順を踏むことを国際紛争の常識的手続きにする
習慣が定着したなら世界じゅうの人々の精神安定と、世界平
和実現の可能性も高まるはずなのだ。 |