(戦争を止める方法、について 164)
イランの核濃縮施設3個所を米軍がバンカーバスター爆弾で
攻撃し、トランプ大統領は壊滅的に破壊した、って大成功を
主張してるんだけど、イランは爆弾は施設の入口を破壊した
だけだ、と言い、米軍の攻撃は失敗してイスラエルは敗北し
た、って主張してる。
トランプ大統領としては、イスラエルのネタニヤフ首相の要
望に応えた形で整えて、イスラエルの戦闘行動を終結させた
い意図があったのだろうから、施設へのダメージがどの程度
だったかはさほど重要ではなかったのかもしれない。
一方、ネタニヤフ首相は、ハマスやヒズボラやフ−シ派から
のテロ攻撃やそれを支持するイランの核武装を本気で怖れて
るから、狂信的な切りのない攻撃を続けるのだ。
蛇を怖がる人間ほど見つけた蛇をできれば徹底的に叩きのめ
して殺してしまいたい、って思うのと同じで。
これは、ウクライナを執拗に攻撃してるロシアのプーチン大
統領も同じで、ウクライナがNATOに加盟すると、欧米の国
々から軍事攻撃される、って恐怖心があるのだ。
だからやられる前に先制攻撃してそういった「悪の芽」は摘
んでおこう、って思ってるのだ。被害妄想、ってものはそう
いうもんだし、敷衍すると、突出した被害妄想者のネタニヤ
フ首相とプーチン大統領だけの問題ではなくて、米国を始め
わが国も欧州各国にもそういった政治家は大勢いるのであっ
て、だから、NATOその他の軍事同盟が作られたり、軍拡し
たり合同軍事演習したりをどの国もやってるのだ。
どの国だって他国から侵略されるのは嫌うのは当たり前なの
に、それを自分たちがやったりしてきた歴史を忘れ、いつも
侵略をしてくるのはどっかの相手国だ、ってようなイメージ
を持って国防に励んでるのだ。
国防国防、祖国を守る愛国心などと言いあってるうちに世界
が戦争に近づいて行くんだし、平和な状態の時に、わざわざ
戦争準備のような他国への敵視や軍事同盟や軍事訓練や軍拡
やらはやめた方がいいのだ。 |