6/30のしゅちょう
            文は田島薫

戦争を止める方法、について 164


イランの核濃縮施設3個所を米軍がバンカーバスター爆弾で

攻撃し、トランプ大統領は壊滅的に破壊した、って大成功を

主張してるんだけど、イランは爆弾は施設の入口を破壊した

だけだ、と言い、米軍の攻撃は失敗してイスラエルは敗北し

た、って主張してる。

トランプ大統領としては、イスラエルのネタニヤフ首相の要

望に応えた形で整えて、イスラエルの戦闘行動を終結させた

い意図があったのだろうから、施設へのダメージがどの程度

だったかはさほど重要ではなかったのかもしれない。

一方、ネタニヤフ首相は、ハマスやヒズボラやフ−シ派から

のテロ攻撃やそれを支持するイランの核武装を本気で怖れて

るから、狂信的な切りのない攻撃を続けるのだ。

蛇を怖がる人間ほど見つけた蛇をできれば徹底的に叩きのめ

して殺してしまいたい、って思うのと同じで。

これは、ウクライナを執拗に攻撃してるロシアのプーチン大

統領も同じで、ウクライナがNATOに加盟すると、欧米の国

々から軍事攻撃される、って恐怖心があるのだ。

だからやられる前に先制攻撃してそういった「悪の芽」は摘

んでおこう、って思ってるのだ。被害妄想、ってものはそう

いうもんだし、敷衍すると、突出した被害妄想者のネタニヤ

フ首相とプーチン大統領だけの問題ではなくて、米国を始め

わが国も欧州各国にもそういった政治家は大勢いるのであっ

て、だから、NATOその他の軍事同盟が作られたり、軍拡し

たり合同軍事演習したりをどの国もやってるのだ。

どの国だって他国から侵略されるのは嫌うのは当たり前なの

に、それを自分たちがやったりしてきた歴史を忘れ、いつも

侵略をしてくるのはどっかの相手国だ、ってようなイメージ

を持って国防に励んでるのだ。

国防国防、祖国を守る愛国心などと言いあってるうちに世界

が戦争に近づいて行くんだし、平和な状態の時に、わざわざ

戦争準備のような他国への敵視や軍事同盟や軍事訓練や軍拡

やらはやめた方がいいのだ。





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