11/17のしゅちょう
            文は田島薫

戦争を止める方法、について 184


わが国では、安倍政権の政策を引き継いだ高市新首相政権の支

持率が半数を越えてるようだけど、これは国民の多数が戦争に

対する危機感とその対策について認識が浅いせいなのだ。

だれでも戦争は嫌いで平和が好きなことは当然だろうし、戦争

にならないように祈ってるはずなんだけど、じゃ、なんで戦争

兵器を作ったり輸入したり輸出したりしてるんだ、って聞けば、

大抵の人は、それは危ない他国が軍事攻撃して来た時に国を守

るためだから当たり前だろ、などと言う。

しかし、かつてあった戦争はすべて、敵から国を守るためだ、

って双方の国が兵器を開発したり準備したりして、双方ともが

自国が勝利するつもりで始めたのだ。

今世界で起こってる戦争や紛争もすべてそうなのに、どうして

そういう段取りで戦闘が実行されてしまうかと言えば、常に、

正しい自国と、悪い敵国という構図を前提に、国防する必要を

言えば、国民は納得してしまうせいなのだ。

だって現実に、ウクライナに軍事侵略したロシアみたいな悪い

国があるじゃないか、って、例えば日本人が言ったとしたら、

じゃ、かつて中国やアジア各国に同じことをした日本は悪い国

じゃないのか、って聞かれるだろう。

そうすると、安倍元首相なら、中国やアジアに進軍はしたけど

それは欧米から植民地化されたりこれからされる可能性からア

ジアを解放するためであり侵略かどうかは後の歴史家が決める

ことだなどと言うのだ。本当は各種資源を略奪するためだった

のに、それは内緒にしとけば無知な国民はだませるだろう、と

どこの国の政権も独裁の裁量が許されるようになると、無知な

国民に動揺を与える情報は規制する、といった思い上がり政策

して行くうちに、シビリアンコントロールが骨抜きになり、政

権が気軽に戦争を始める可能性が高まるのだ。

戦争が始まるのを防ぐ歯止めになるのは、相手国への敬意と、

自国への謙虚と世界を公平に見る目なのだ。

高市首相の発言、台湾有事の場合、日本の存立危機事態になる、

って発言は、集団的自衛権の軍事行動を起こす意志を示すわけ

だから、ただの仮定的な話だと言い訳しても、かつて侵略をさ

れた側から見れば、日本は危ない国だということになるわけで、

自民党政権、まず謙虚な心が必要なのだ。





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