7/1のしゅちょう             文は田島薫

戦争を止める方法、について 112


先日、バイデン大統領とトランプ大統領候補の大統領選前のテレ

ビ討論会で、ウクライナとガザの戦争については、双方通り一遍

の言及しかなかったんだけど、ウクライナについては、バイデン

大統領の方は、ウクライナへの軍事支援継続で悪のプ−チンを倒

す必要を説き、トランプ氏の方は、開戦自体が不必要だったこと

で、自分が大統領ならすぐに終結させる、って言ってる。

これだけ聞くと、戦争は早く終わった方がいいに決ってるんで、

トランプ氏に賛成、って私も思ってるし、そう思う人が大半だと

思うんだけど、一般大衆がそう言うと、それを鼻で笑いながら、

世界はそんな単純な考えで動いてるんではない、と言う層が必ず

いて、その理由は、トランプ氏の終戦案はロシアが占領したウク

ライナの国土をロシアに渡す妥協をウクライナがしなければなら

ない、と言うものだから、と、確かに、現実にその案が提出され

たのをウクライナのゼレンスキー大統領は話にならんと拒絶した

のだし、そういった和平交渉はしない、と断言したので長期の戦

争が継続中で、ウクライナ国内の大量の施設、住居、民間人の人

命と双方の兵士の命が破壊され続けてるのだ。

祖国を守るための戦いは勝つまでやるのだ、って言うゼレンスキ

ー大統領は勇ましいヒーローにも見えるかもしれないけど、実際

に戦って戦死してるのは彼以外の国民なのだし、その祖国だって、

ロシアとウクライナは元はひとつの国だったのだし、ウクライナ

国内に親ロシア派もいて、その国境の確定についてプ−チン大統

領の認識にも勝手な中にも少しの理屈はあるかもしれないと、ゼ

レンスキー大統領も考えてその主張によく耳を貸してからじっく

り双方が検証しあって、妥協しあうことが大事なのであって、民

主主義のNATOの防波堤を守るなどと言って、ただ核兵器を持つ

ロシアを敵視ししたまま果てしのない戦争に世界中の貧しい人々

の貧困などに負の影響を拡大させながら自国民の命を賭けるのは

愚かな策だろう。

ガザの方については、バイデン大統領もトランプ氏もイスラエル

支持は同じで今のヨルダン川西岸やガザのパレスチナ人たちの抑

圧についての認識は甘そうだけど、ガザの戦争は終結すべきだ、

って2人が言っても、現役のバイデン大統領の方はイスラエルへ

の武器支援を今もやめてないのだからインチキなのだ。



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