12/25のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 85)
ウクライナのゼレンスキー大統領もロシアのプ−チン大統領も兵役
人数を増やす工作を進めてるようだけど、それは前線の兵士が死に
続けてるからで、双方のリーダー口を揃えて自国を守るために勝利
を信じて戦い続けなければならない、って言ってるんだけど、それ
は国土の所属を確保するために、国民の命はどんどん犠牲にしても
かまわない、って言ってると同じなのだから、プ−チン大統領を一
方的に批判するゼレンスキー大統領やそれを支援する西側諸国も、
正当性を主張するのはインチキなのだ。
戦争の始まりは戦う双方が自分たちの正当性や優勢を信じて、短期
間で勝利をものにするつもりで始めるんだけど、双方が同様に考え、
敗北を認めることを極力拒否するもんで、たいていは予想よりも何
年も長く続くことになり、前線や戦場の市民たちはどんどん死んで
行く、って悲劇も続くことになるのだ。
ウクライナに対する西側の膨大な額の軍事支援もいつ果てることも
なく要求されるもんで、支援国内でも支援に反対の意見も増えてく
るのは当然なのだ。
だいたい、戦争といった殺しあいに、どっちかの正当性に加担する
ぐらい無責任な政策はないわけで、双方の正当性を検討するのはい
いけど、そんなものは、まず、戦いを止めるのが原則なのだ。
それがそうならず、戦争加担してしまうのは、勝利すれば自分たち
の国にも有利なことになる、って考えたり、とりあえず、自国民の
命が脅かされてるわけではないんで気が楽だ、って感じてるせいだ。
それに、そういった馬鹿政策を反省もなくできる米国始め西側諸国
の政治家の資金源である軍事産業の景気にも悪くない、自分の命も
とりあえず安全だし、って呑気に考えてるせいだ。
正義を謳いながら現実に連日多くの無辜の命を粗末扱ってるのはゼ
レンスキー大統領も含めたそんな各国リーダーたちなのだ。
パレスチナガザ地区へのネタニヤフ首相の一方的攻撃は戦争の愚か
しさ以上の異常な愚かしさを現してるんだから、米国も日本ももっ
と自分ごとのように停戦交渉をするべきなのだ。
本当には聞く耳を持たない岸田政権もここが正念場なのだ、が。
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