●新連載
よよいのよん
            文はよん

子どもたちの情景


京都行きから戻って、ニャンコのご飯を頼んでいた近所の親しい奥さんの話だと留守中

訪ねてくる子どもは少なかったようだ。翌日、一日中雨が降りそうな天気の中私が買い

物に出かける時、いつものようにニャンコは(「ご飯が逃げてく!」と思うらしい)、

ついて来るんで、注意をそらすためにいつも夫にニャンコのブラッシングを頼む(以前

にも書いたことがあるかもしれない)。その時、下校時、いつもはバラバラ帰って行く

子どもたちがその日は朝と同様集団で帰って行ったそうで、先頭に見慣れた子がいるの

で「よっ」って夫が手をあげたら横目で見て反応しそうな手を引っ込め妙に緊張した顔

つきで通り過ぎたと聞いた…夕暮れ近くその中のよく来る夫と気が合う女子とよく来る

悪ガキだけど可愛がってる男子が来てニャンコを抱いたりしていたんで、下校のことを

聞いてみると、学期に1度づつ集団下校して先生がどっかでチェックするそうだった。


夫と気が合う女子が数週間前妹と庭に来ていた時「最近、妹にモテ期がきてるんだよ」

私は「モテ期は一生のうち何度も来るもんじゃないから大事にね(何が大事なんだ!)」

なんていい加減に答えると、彼女はついでのように「私もここの庭の裏で告白されたよ、

付き合ってるの」と言う、え〜早すぎない!?え〜”小さな恋のメロディー”じゃん、

え〜っ!?私はめぼしいスカした少年(失礼)を思い出し「最近来てない子でしょ」

「うん」……私はそう思い込んでた、がしかし、ここのところ同じような時間に、さ

きに書いたふたりが一緒に来ることがある。わたし達はもしかしてこのふたりかもね!

なんて噂に花を咲かせている。どーなんだだろ??


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