3/27のしゅちょう 文は田島薫
(そんたく、について)
教育勅語などを復活させた愛国教育による小学校開校をしようとした男がそれに近い考え
方の安倍首相夫妻の夫人の方に近づき、講演させたり名誉校長などの広告塔に利用し、そ
の影響力を見込んで土地取得や認可についての優遇措置を行政へ頼んだところ、まんまと、
その行政官たちのそんたくによって認可寸前まで行ったんだけど、その書類手続き上の偽
装工作がばれたり、双方の関係を疑われたりで騒動になってる模様。こういった関係は、
考え方などでの仲間意識が育つと、ちょっとひいきして応援してやろう、って思う一般庶
民の常のようなもんだし、自分の利害に関わるボスの意向に逆らうのは損だから、その顔
色や、思惑などをよく思いやってそれに沿った行動をしよう、って考えるのもほとんどの
一般庶民の常なんだけど、それが天下国家の首相とそこのエリ−ト官僚たちがそれをやっ
ちゃう、ってことが普通に行われてるのが、わが国の自民党政治らしい。
どんなに社会的に貢献できるいい活動だったとしても、首相などの個人的意向が法の規制
を自由に加減できる、ってことになれば、徐々に周囲が身動きできなくなるような独裁政
治にも繋がることにもなるわけで、そんなことがあっていいわけはないのだ。
それが、どう考えても社会的貢献とは逆の時代錯誤な危険な思想に基づいたそれだったら、
もうすでに危険な方向に踏み出してることにもなるわけで、愛国主義的思想のそれは、自
国の利益と誇りのようなものだけ重視し、他国の都合などにはそれこそそんたくしないで、
敵視ばかりしてるんだから、他国との緊張関係ばかり作ってるだけなのだ。
そういった危険について無自覚なまま、徐々に教育勅語に近いお仕着せを国民にかぶせよ
うとしてる安倍首相の周囲では自民党議員たちがみんなできょうもその心中をそんたくし
てるんだから、笑顔がさわやかそうに見える安倍首相自身にその自覚がなかったとしても、
われわれ国民はなんとか早くその状況の危険性回避法に気づく方がいい。
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