9/18の日記          文は田島薫

分断された3連休

1ヶ月ぐらい前から頼まれて約束してた展示会の作品集のレイアウトの締めきりが今週

の19日だということだったんで、できれば先週中に大体終わらせたいと考えてたら、原

稿を先方が詰め直ししてるんでちょっと待ってて欲しいという連絡があった後、金曜の

午後になっても来ない。これだと土曜にそれが来る可能性あるな、ってことで、時々メ

ールチェックしてたんだけど、とうとう土曜も来ない。ということは、休み明けの18日

にそれが来て翌日に提出といった強行スケジュールになる可能性があり、18日のココ通

は自分の原稿書く時間がとれないことになる、ってことで17日の敬老の日にそれを済ま

しておくことにした。で、今それを書いてるとこなのだ。

というわけで、いつ来るかわからない原稿の影におびえながら(大げさだけど)、土・

日の2日間も過ごしたわけで、のんびり気分に少々水をさされた連休になった。

それでも、テレビを見、ギターを弾き、新聞と図書館の本を読み、シャワーを浴び、ビ

ールを飲んだ。

で、テレビは何を観たか、っていうと、ニュース以外は、毎週土日の定番、「途中下車

の旅」「日曜美術館」「モヤモヤさまぁ〜ず」といったもんの他、家人が観てるドラマ

やらなんやらを、どれも、集中して、って言えない感じでギターかかえながらいろいろ

つっこみを入れながら観るともなく観る。

で、本は何を読んだか、っていうと、や〜、これは聞かれたくなかったな〜、って、だ

れも聞いてないし、自分で持ち出しといてひとりで騒いでんじゃねーよ、ってことなん

だけど、村上春樹の雑文集、え?なんだって?よく聞こえなかったんだけど、まさか、

そう、そのまさか、先週の段階で2週に渡って1册読んでる読む遅さ、って自嘲したとこ

の恥の上塗り、ってことで3週めに突入(返却日にパソコンで借り出し延長した)。も

っとも、他の本だって少しは読んでたし、新聞も読んでたし、ギターも弾いたわけで、

って言い訳してみたりして。

なにはともあれ、なかなかいい話が詰まってるもんで、できるだけゆっくり読みたい、

って思ったわけなのだ、ってまた言い訳重ねたりして。

しかし、本読んで共感したり笑ったり何かを想い浮かべたりしながら、ぼーっとショー

チューなんか飲んでる幸せ。図書館の本だし金かかんない幸せ。




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