8/13のしゅちょう             文は田島薫

(健康維持について)

どんな健康な人だっていつかは死ぬんだし、好きなものを好きなように食ってしたい

ことをしたいようにやって早めに死ぬなら本望だ、って言う人がいたら、それもいい

んじゃないかと思うんだけど、若くて体力があるうちは体調のことなど気にならなく

ても年を重ねるごとにそれの不調が気になって来るもんで、知らずに健康維持につい

てだれでも考えてしまうもんだろう。

それについて気をつけていた私の両親も、この2〜3年で急激に衰弱して亡くなった

わけで、それでも親父が享年86才おふくろが享年84才だから親父の方は平均寿命は超

えてるんだし、これは私の欲のようなもんかもしれないんだけど、その2〜3年の闘

病が、本当ならしなくてよかったもんで、ずっと体調維持したまま100才ぐらいまで

生きられたんじゃないか、って思えたり、仮にそこまで生きられなくてももうちょっ

とそこそこ健康なまま、おだやかにフェイドアウトできたんじゃないかと。

そこで、生まれてこのかた数十年、子供のころの風邪とか、怪我の治療と歯医者以外

の医者にかかったことがなく、健康維持について長年研究を続けて来た私(?)がそ

れについての成果を手短にご紹介するんで参考にしていただきたい。

もっとも、医者にかかったことがないから重病に気がついてない、って可能性はある

わけで、検診など受けたら即入院を勧められる可能性はあるんだけど、それは気にし

ないでいただいて。

私も、目、鼻、耳、のど、食道、胃、膝、と体のあちこちに軽度の不調はあるわけだ

けど、鼻には漢方茶飲み、野菜や魚や豆や海草やごまや発酵食品をバランスよく毎日

取り、体の各部の不調がひどい時はそれ用のストレッチやマッサージで乗り越えてる

し、そうならないように毎朝、体操やらその場ランニングやったりしてる。歯みがき

は10分以上かけ日に3回片足立ち(歩くことが多い人は不要かも)でやってるし。

そんなことがいいことはだれでも知ってることだろうけど、続けることが大事なのだ。

両親をダシにしちゃバチが当たるかもしれないけど、みんなの参考になると思えば両

親も許してくれるだろう多分。80歳まで虫歯が全然なかった親父も、足の衰えととも

に、歯磨きができなくなり急激に歯がだめになり飲み下し機能も急激に衰えた。なに

せ親父は歩くことも運動も不足だったのだ(魚よりも肉好き、野菜や水をあまり取ら

ない、ってことなどの影響と思われる脳硬塞発症のせいもあったけど)。

おふくろの方は活動的で、外へ出て行って同好会でフォークダンス踊ったり、旅行し

たりして運動の方はほぼ足りてたようなんだけど、食事のバランスに難があった。塩

辛い味付けを好むため野菜などの摂取量が足りなかった。後年、青汁などを毎日飲ん

でたんだけど、やはり、食物繊維やたんぱく質の摂取も毎日必要だったのだ。

もちろん、ストレスの問題はあって、それはだれにでもあるもんだろうけど、それが

クリアーできてれば免疫力がグンと上がり病気になりにくかったわけだけど。それは

私にも原因があったんだろうから申し訳ない。…といってストレスにしちゃいけない。




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