4/16の日記          文は田島薫

いとこ兄弟が来た

きのうは前からの約束で、われわれをさいたまと茨城の間をいつも車で運んでくれてる

いとこがその兄と一緒におやじの墓参のために来てくれた。

病弱のおふくろたちの手をわずらわせないように気をつかってだろう、昼めしは済まし

て来る、って言われてて、出前もこのあたりは私の嫌いな寿司しかないし、旨くもない

もんを作って出すよりお互いその方が楽でいいか、って思ってちょっとほっといたんだ

けど、「いつもお世話かけてるお方とご家族が埼玉県の別の場所から集合してわざわざ

花と線香持って日帰りで来てくださる」って言うのに、それはないか〜?こちらにいる

時間も短くなるし、ってみんなで思い直し(どういう家なんだ)、こっちで食ってよ〜、

って前日に連絡し、思いきって国産の高級うなぎをごちそうすることに決め、朝食の後、

ママチャリで5キロ先のスーパーへ買いに行った。もっとも、買い物はわれわれの食料

のまとめ買いのついでなんだけど。


昼前にふたりが到着。おふくろに炊いておいてもらった飯にあぶったうなぎのせて昼食。

食後、近所にある墓に私も同行し、掃除して花と線香を上げ、戻ってから、いとこたち

が持参したさつまいもと生クリームで作った博多の店のお菓子でお茶。うなぎも好評だ

ったし、くつろげる時間もゆっくり持てて、めでたしめでたし。


ふたりを家人と家の外で見送った後、まだ桜を見てない家人を連れて、近くの集会所ま

で散歩。散り始めた満開の桜をふたりでながめたんだけど、そこの庭の向こうを見ると、

たくさん並んだ資源ごみの箱に空き缶などが山積みになってて、きょうが月1の収集日

だったのに気づき、家戻ってから、段ボールを束ね、空き缶の大袋などをユンボーに積

んで再び集会所へ。

や〜、忙しい一日だった、って思いながらその場運動して風呂入ってから、ビール。




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