10/22の日記          文は田島薫

テレビの見っぱなし

先週棚上げんなってた修理の自転車の方は、金曜日に再チャレンジしたところ、バルブ

そばのチューブに前回修理したパッチ箇所に新たな穴を発見、また前のパッチをはがし、

パッチの張りにくい場所に苦心して大きめのを張ったら大成功。気をよくして洗面所の

水漏れの方も再チャレンジ再々チャレンジしたけど、けっきょく、シーリングテープが

どうしてもうまく巻けない不器用のためまだ水漏れ中。

土、日ともに、そんな水漏れ修理について、シーリングテープの巻き方練習や、実践、

やりなおし、などのエクササイズを断続的にやりながら、ギター弾いて、テレビ見て、

新聞読んで、ビール飲んだ。

先週はしゅちょうに、充実した時間の過ごし方みたいな文書いておきながら、テレビを

ずーっと見てしまった休日。ま、テレビもなかなかおもしろい充実した内容のもんもあ

るもんで、充実感はそれをきちんと受け止められるかどうかの個人のレシーブ力による

とも言えるんだから、テレビがだめ、というわけではない(って言い訳することもない

んだけど)。で、水漏れ直せない挫折感(?)のためか、テレビ見てて、かつて思うよ

うにうまくいかなかったところをがんばった、ってような出演者などによけいに共感し

てしまう日だったようだ。

ルオーの絵、hitomiとマネージャーの兄のかぎっ子時代の話、余命1年で子供を生んだ若

い母の話、と次々見た。

後、「世界は言葉でできている」って深夜番組があって、それが今度ゴールデンタイム

に昇格したらしいんだけど、それの番組宣伝のダイジェストを見たら、これが、なかな

かおもしろい、偉人の言葉の一部をかくして、タレントなどに自分の言葉でうめさせる

んだけど、勝ち抜いて来た連中からは、次々、ほー、って感心するような言葉が出るの

だ。聞いた風なのや、有名人の言葉のパクりをしちゃったら(無自覚にそれをしちゃう

危険が常にありそうなところがちょっと問題)つまらないんだけど、自分ならどうだ、

って考えるのは楽しい。ひょっとすると、テレビで一番楽しいのは、映像よりも、トー

クなどの、目に見えない言葉の部分なのかもしれない。

もやもやさまぁ〜ず、はなつかしい江戸川橋をくつろぎ、次の時間、ビートたけしと石

橋貴明まかせの新番組、なにをやるかわからない準備から見せてるのを見てたら、何も

決め手を思いつかない時の企画会議の不安感、ってものが伝わってきて、うとうと。




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