4/18のしゅちょう             文は田島薫

(不安環境での生活の仕方について)

前回、今の福島県内の放射能量ぐらいは却って身体にいい、って言ってる学者を紹介して

気楽にやった方がストレスもなくて結果、健康にも役立つだろう、ってようなことを言っ

たんだけども、それはそれとして、だからと言って、放射能の多い食品などを積極的に食

べ続けるのがいい、ってことにはならないだろう、ってこともあえて言っておきたい。

実際に、低レベルの放射能が免疫力向上させることがあるようだけど、これは、長くても

半年ぐらいの治療データによるらしいことや、自然放射線量が日本の数千倍の地域の人々

が健康に暮らしてる、って話も、調べた資料では、最大の時でも数百倍、年の平均放射線

量だと、せいぜい日本の20倍程度の量のようで、せんせーは自説を力む余りちょっと大

げさに表現する傾向があるようだし、ユーチューブで紹介されてる話の中での胸部X線ス

キャンの放射線量はどうも桁を多く勘違いしてるところもあるようで。

せんせーの言うことは、一概に放射能イコール毒、って思い込むことはない、って論旨で

薬というものは、すべて多く取り過ぎると毒になる面があり、放射能もそれと同じで、少

なければ薬になる、って解釈すればいいのだ。

だから、まあ、仮に政府が決めた基準をちょっと上まわる放射能が含まれた食品や水を日

常的に飲んでもまず心配はいらない、ってことだ。

ただ、福島原発からの放射能漏れは依然続いているわけだし、少し量が減ったといっても、

土やいろんな動植物に累積している面もあるわけだから、わざわざ放射能の多い食品ばか

り取り続けると体内にもそれが累積するわけで、それが絶対に人体に害を与える、ってデ

ータもない、と同時に、絶対害を与えない、ってデータもないようだから、ある程度は摂

取量のおおざっぱな計算はしながらつきあった方がいいはずだ。




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