10/24のしゅちょう 文は田島薫
(質問力について)
きょう新聞見てたら、アクションラーニング、って自発的に学ぶ人材育成のシステム
を広めてる清宮さんって女性の話が出てて、その通りだな、ってことで要旨ご紹介。
質問をすると個々の主体性が動き出すと。「何が問題なのか?」って質問をするとか、
「これをやれ」って言う代わりに「これをやるのにどれくらいかかる?」って質問に
よって、人から動かされる不快が、主体性が自分に移り自然に動ける、って。
その質問力は自問自答でも活きると、「私はうまくやっているか?」「どうしたらも
っとうまくやれるのか?」「何を学んだか?」「何が今後に活かせるか?」の4つで。
以上がその要旨。
これをしろとか、ああした方がいい、って人から言われるより、自分がそうした方が
いい、って思ってやることが一番効率的なのは、だれでも経験してることだろうと思
うんだけど、たいていは、人になにかさせようとしたり教えようとする時には、単刀
直入に用件を言ってしまうことが多い。
それは、させようと言う主体にとって、その内容が必要十分なもんで安心してしまう
からなんだけど、言われる方にとっては、その内容がいくら正しいものに思えても、
人からやらされる、って言う不快感によって、受け入れが難しくなるのだ。
これは人によっても、その受け入れ易さの度合いが違ってるようで、割合謙虚にすぐ
に受け入れる人がいると思えば、全く耳を貸さない人もいるんだけど、そんな人でも
自分がどうしても知りたかったことに関してだと、受け入れ易いようだ。それも、そ
れを授ける人物に信頼を置いてる場合に限るんだろうけど。だから、その場合は逆に、
聞きたい方が質問をする時が効率がいいのだ。だから問わず語りで聞かれてもいない
ことに関して、この人間にはこのことが必要なはず、って何か教えようとしても、だ
いたいは無駄なのだ。
だから、そんな時は、その問題に関して、「あなたはそれをどういう風に考える?」
っていった質問をするといいんだろう。
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