3/23のしゅちょう             文は田島薫

(政界の小物たちについて)

今、政界の話題がアホらしい。自民党は党首が先頭に立ってただ民主党を与党の座か

ら引きずりおろしたい、って感情むき出しにしてそれのあら探しと、それの追求だけ

に日夜汲々としてるし、そのリーダーの小物ぶりに嫌気をさして、なんだかワケもわ

からないような離党をして芝居がかった啖呵切り自己満足してるようなのがいたり、

与党民主党では、小沢さんの独裁的態度や、鳩山首相の普天間基地移転問題の決断の

遅さを批判されてはオタオタし、自分たちだって議員なんだから独自の提言なりをど

んどんやればいいものを、リーダー二人組のせいにして、野党といっしょになってみ

んなで批判してみたり、もちろん批判はいいんだけど、その前に、意見を言えない仕

組みになってるとかグチっぽく言ったり、これまた側近がきびしくそれをとがめたり、

ってアホらしい。いくら小沢さんがワンマンだって言っても独裁政権ってわけでもな

し、直言でもなんでもいいはずなんだから、政策に関する自分の意見ってものを出し

続けろ、って言いたい印象なのだ。

とにかく与野党そろって国民そっちのけ、自分の足下見ないで人の批判ばっかり。そ

れ見て、すぐに民主党の支持率急落させる国民も主体性はゼロに近い。

小沢さんが金の問題で批判されてても、当人はきちんと政策について考えてるはずだ

し、鳩山首相が、普天間移転に決断が遅れてるといっても、これはどっちへ転んでも

だれがやっても難しい問題なんであって、自民のように、米国の言われるままに辺野

古に決定すれば、決断が早い、って誉められる筋の話じゃないのだから、首相が悩む

のは当然のことなのだ。

とにかく政策の思考や論争よりも、人の揚げ足ばっかりとって貴重な税金と時間を浪

費するのが政治だと勘違いしてるような小物ばっかりが目についちゃうのだ。おまけ

に、まさに今同じことしてる私も含め国民は相変わらず全員小物だし。…さて。




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