4/19の日記          文は田島薫

カフンショーでボイトレ

私は子供のころから絵を描くのが好きだ、ってことで親族や友人関係では認識されてるんだ

けど、実はそれ以上にけっこう歌を歌うのが好きなんだ、ってことはそれほど意識されたこ

とはないようで、それはそれの才能的なものが見られないせいなのだろう。

私が小学生の時は三橋美智也の曲歌ったし、中学じゃポップス、高校時代は毎日ギターでビ

ートルズを歌ったし、それからいい年令の今日までロックなんかを歌い続けて来たのだ。

でもいっこうにうまくならない大きな理由は自分の声のせいだ、って感じてて、なんとか、

もっといい声にならないもんか、って思ってるもんで、声をよくする、なんてタイトルの本

なんかみつけると思わず手に取ったりしてるわけなんだけど、先日も図書館で「ボイストレ

ーニングの仕方」なんてのがたまたま目に入ったもんで借りてきてた。

で、きのうは、いい天気だったんだけど、どうもこの2週間ばかり花粉症の症状がひどく、

花粉症はほとんど克服した、ってふだんの公言と矛盾する話になってしまっていた。

それでも、近年、近所の人々の多くが花粉症でマスクをしてるのを横目に私は大丈夫って、

マスクなしで生活してるわけなんだけど、目はかゆいは鼻水は出るはくしゃみは出るは。

で、どうもここへ来て気がついたのは、原因はわが家のやまももの木のようだ、ってことだ。

杉花粉を克服したと思ってたら、こんなそばに新たな花粉が。ご近所のみなさんにもご迷惑

かけちゃって。

で、頭もぼーっとなってて、手に取ったのがボイストレーニングの本。読みはじめては、時

々、あー、うー、って、鼻づまりでのども荒れてるもんで、ひどい声出して、また、おー、

おー、で、ハックション、ハックション、って忙しい。

こんなひどいコンデションの時にこんなボイストレーニングなんかやってたら、却ってのど

傷めちゃうだろう、ってのに、なぜかやり続けるバカ頭の私であった。




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