思いつくまま、気の向くまま
  文と写真は上一朝(しゃんかずとも)


シャンせんせいのガンリキエッセー。
センセー、夏休みを思いきり楽しむつもりのようです。



夏祭りと夏休み




7月の声を聞くと夏休みと夏祭りを連想する。

夏祭りといっても神社の祭りと地域の祭りがある。

神社の祭りは7月1日の山開き、浅間神社の祭りが多い。

地域の祭りというとごぞんじ盆踊り。

この盆踊りというものは、少し角度を変えて観察するとおもしろい。なぜおもしろいかと

いうと盆踊りはセクショナリズムのかたまりであるから。

盆踊りは、ほとんどのばあい町会か自治会の主催でおこなわれる。

老生の住む地域は新興住宅地であるので町会といっても300軒あれば大きい方にはいる。

一軒3人としても900人。そのうち盆踊りに参加する人が何人いるか。300軒の会費

で何ができるか。その結果どうなるかというと、なんともみすぼらしい盆踊りとなる。

そのような町会や自治会が境を接しているのだが、合同で盛大な盆踊りをやろうとしない。

このみごとなセクショナリズムはどこから生まれるのだろうか。新開地七不思議の一つだ。


先日19,20,21日と、このあたりでは歴史がある隣の町会の盆踊りがあった。

この町会の盆踊りは、毎年、小中学校が夏休みに入った最初の土日におこなわれる。

いつのまにかここの盆踊りがはじまると、「ああ世間は夏休みか」と思うようになった。

賑わいを見ながら「夏休みがはじまるな〜 一介の老人が世間様にさからってはいけない」

という気になってきた。

そこで「思いつくまま、気の向くまま」も学校がはじまる9月初旬まで夏休みにします。

登校日には出てくるかもしれません(笑)


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