12/31の日記 文は田島薫
年末の生活
今年も後3日になったのに大掃除がまだ、大晦日は月曜だから無休のココ通の更新をやん
なくちゃいけないし土曜には少なくともガラス窓洗いをしとかないと、1年間ほこりにま
みれたままのあるがままのガラスは、新年の客や世間体って面でもまずいだろ、ってこと
で午前中はバケツの水を替えながら柄付きスポンジでそれをした。
午後は、家人の求めもあり食料の買い出しのついでに新年用にレンタルDVDを借りに行き
騒がしいのはなるべく避けた内容のやつ10枚借りて来た。
夜、おもしろいテレビもないんで、DVD観っか、ってショーチュー飲みながら「英国王の
スピーチ」。私自身、両親の葬儀であいさつを体験したこともあり、それの苦手さには共
感するとこもあって、それのメカニズム、ってようなことにも興味を持ったんだけど、け
っきょく、人前でのスピーチの説得力、ってもんは、それに悩んでこそ獲得できるのかも、
ってことで、ま、そんな機会は人生にそんなにないだろうけど、なるべくそんなもんには
かかわらないで済ませたいもんだ。
日曜は、窓以外の掃除をやってから、茨城の家のたまった水道代の払い込みをコンビニに
行くついでに、近所のスーパーで新年に品薄が見込まれる(?)必需野菜の大根の追加買
い出しをした。
翌日の大晦日にココ通の原稿とココアスタジオの年賀はがきも作って新年に掲載するとな
るとちょっと忙しいんで、今のうちに少しやっとこう、ってことで、夕方事務所に行き、
YouTubeでスティブン・スティルスのラフなライブ流しながら、ねこ日記とねこイラスト
を仕上げ、居間でへびイラストを仕上げた(それほどのもんじゃないけど)。
夜は、またDVD観っか、って何にすっか、って家人と相談して、ココ通日記に書くことに
なるんなら、ちょっと世間体がよさそうなもんにしよう、ってことで、ショーチュー飲み
ながら「サルトルとボーボワール」。
哲学的へ理屈が異性を惹き付けるための武器だと確信した風さいの上がらない若い男と、
それに共感した同じく風さいの上がらない若い女の、世間的人気獲得成功物語ともとれる
(か?)んだけど、コンプレックスは人を向上させるための問題意識と努力に導くいいも
の、ってとった方がいいんだろうきっと。
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