7/11の日記          文は田島薫

猛暑と騒音ギターとビール

家人と暮らすようになってから毎晩欠かさない茨城の両親のとこへの電話で、家でヘルパ

ーさんやリハビリの先生の世話になってる親父が今度は歯医者さんの週1往診サービスま

で受けることになったって聞き、歯医者さんにはステテコスタイルじゃなんだ、せめて甚

平のようなもんが欲しい、っていった話も出て(ヘルパーさんなんかには問題ないステテ

コが歯医者さんには問題なのはどういうわけだかよくわからないんだけど)、買って送っ

てやろう、ってことになり、土曜の午後、家人と近所のスーパーの衣料売り場に行った。

家人は慢性体調不良で外出をいつも渋ってるんだけど、きょうはなんだかやる気のようだ

った。これならきのうの前日にあった留守電のお返しに、サニーと電話で話した時、家人

が不調で寝転がっててもよかったら遊びに来ないか、って言わず、是非来てちょ!って言

えばよかったか、などと思ったりしたけど、外の猛烈な暑さ考えるとこりゃきょうは日本

じゅう外出禁止だな、って思ったわけだけど、そこいくと家人は絶好調になったのか。

ちょうど甚平のミニバーゲンコーナーのようなとこがあって、3段階の値段の一番安いや

つが余計なスペアパンツやら、妙なメッシュの飾りのおまけやらがなく、一番デザインが

簡素で好感が持てたし、なにより値段に好感が持てたので2つ買い、ついでにおふくろの

木綿のアッパパ(?)も買ったんだけど、小柄な身体に合うかどうかわからなかったんで、

こっちは1つだけにした。

帰宅後、実際は相変わらず絶好調でもない家人からのお許しも出て、今週はフェンダース

トラトキャスタージャパンコストパフォーマー(エレキギター)を出すことができ、土日

じゅう弾き続けた(オイオイそこまで弾いていいとは言ってない…家人談)。

しかし、なんつっても、猛暑の夏は汗かいてからシャワー浴び、よく冷えたビールを飲む、

このしゃわせに尽きるね〜、いや、じつに、まったく。




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