10/31の日記          文は田島薫

レッズ撃沈で暗い日曜日

土曜の午後1からわが浦和レッズと鹿島アントラーズのナビスコカップの決勝ゲー

ムだったんで、ブランチを食べた後いつもより1時間ぐらい早く自転車で食料の買

い出しに出かけたら、レジのおねえさんに、いつもより早いですね、って言われた。

レッズ、J1からの降格争いに参加しちゃってるのに、おいおい、ひょっとすっと、

ナビスコ優勝か〜?って、夢を見てたんだけど、やっぱり夢だった。


肉をほとんど喰わないわが家は、家人がきょうはカレーが食べたい、って言うんで、

生シャケがあったらそれで作ろうと思ってたのが、マーケットには干物しかなく、

じゃ、こーなったらサバの水煮缶で作っちゃうか、って作った。

家人からは、カレーのいいにおいがしない、って意見が出たりして、食べた時も、

うまい、って感想は聞けなかったんだけど、まあ合格のようだった。

あまり盛り上がる話題もなく食事を終え、静かにショーチューなど飲み寝た。


翌日曜日も静かにブランチをとった後、近所のスーパーへビールを買いに行った。

売り場でわが家向かいの家の老夫婦に遇い、先に買い物済ませ帰ったはずの夫婦と

またわが家の前の坂の上で遇った、坂の階段を下りようとしてるところでレジ袋が

重そうでひと休みしてるとこのようだったんで、また遇いましたね、って言って追

い抜いた。病院で寝てる私の親父と同じ歳の夫の方、よたよたでも元気な方だ。

昨日は、それぐらいの歳の近所の一人暮らしの別のおやじが、やっぱりレジ袋持っ

て、同じぐらいの場所で立ち往生しながら、家へたどりつかない、って冗談まじり

言ってたんで、たどりついてくださいよ〜、って言って追い抜いたのだった。


さて、午後は図書館行って本借りてくっか、それとも、レンタルビデオ借りてくっ

か?、って家人に聞くと、行かなくていい、って言うんで止め、ず〜っと弾きぱな

しのギターにうんざり顔の家人と録画しためた、さま〜ずを、私だけあははは、っ

て虚ろに笑って観てから、庭の草刈りして、その場運動し、風呂入り、まだ明るい

うちに、とーふとビール。




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