9/6の日記          文は田島薫

パソコン相手に大忙し

先々週の晩、尾形プロデュサーが別のプロデューサーと監督をわが家に連れて来て

新作映画のチラシデザインを頼まれた。で、その時、ダイジェスト版のDVDの他に

フルバージョンのDVDがあったんだけど、予備がない、ということだったんで、ダ

イジェストの方だけ借り、フルの方はディスクトップにコピーしておいた。で、翌

日それを再生しようとしたら、うんともすんとも開かない。DVD-RWにコピーして

も開かないもんで、多分やったことないからやり方違うんだろうと、ネットで調べ

たり、試行錯誤してるうちに、ほとんど1日終わり。翌日なんとか再生成功、さて

観ようか、って時に、建築会社社長から社運をかけた緊急のイラストの着彩依頼、

これがたっぷり3時間かかり、その後に予定もありその週は終わり。先週は全編鑑

賞し、都内行きの予定の間じゅう構想を練ったりして、やっと本格作業。尾形光琳

の紅白梅図屏風の水流紋を使いたいという監督の希望を容れ、それの画像処理やっ

たりして、これはトレースで行くしかない、って結論、これをパソコン上でマウス

使ってやり始めるとこれが大変。送ってもらった筆文字タイトルをスキャン、バラ

ンスをとり、これまた送ってもらった写真データと合わせてレイアウト。ところが

画像に乗ったタイトルに影をつけよう、ってことになると、画像を埋め込まなくて

はならず、レイアウトを調整するたんびにタイトル処理をくり返さなくてはならず

1日があっと言う間に過ぎ、週末も終わり。監督には日曜の午後仕上がり画像送る、

と伝えて、土曜は家事やったり図書館行ったりしながら、最終構成を反省しつつ、

さて、日曜、最終の見直ししよう、って朝、両親のいる茨城から電話。脳硬塞ぎみ

のおやじが自分で起きられず、会話もあやしい、ってことだったんで、仕事かたづ

けてから行くと伝え、チラシを仕上げ画像を監督に送り、茨城で後の作業できるよ

うに、CD-Rにソフトや、ホームページ用や友人建築会社用のもふくめ、必要なデ

ータ類を2時間もかけてめいっぱいコピー。さてちゃんと再生できるかな、って、

Mac Bookで開いてみたら、データは空っぽで、書き込みだけは不可になってた。

で、今度はMOに切り替え、同じ作業やってると、もう夕方の5時、家人とあわてて

出かける荷造りしたりして、6時過ぎ、ほとんど7時ごろになり、今から出る、って

電話すると、おやじ自力で立ち上がって歩いてる、って言うし、当人に電話出ても

らったら、一応会話もでき、来ない方がいい、って言い張るもんでやめにする。




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