5/24の日記          文は田島薫

ママレード

ここんとこ友だちの住宅建築会社の展示会用のパネルなどのためのデータ入力で時間がか

かり、土曜の午後もそんなことやってたもんで、日曜はボケ〜っとした。

午後、前日マーケット行った時見つけた、大袋安売りの形のわるい甘夏でママレードを作

った。わが家では長年ヨーグルトも残ったやつからリレー式に牛乳から作っていて、同じ

くそれに入れるジャムも作ってるのだ。市販のジャムの安いやつはあまりうまくないし、

うんと高いやつはうまくてもあまり買いたくないし、ってことで、安い材料みつけるとそ

れで手作りするのだ。

ジャム用くだもので買う時気をつけなければいけないのは、防腐剤やワックスが塗られて

ないもんを選ぶことで、その点、形がわるかったり、きたない国産のやつはその心配が少

ない、ってわけで一挙両得の幸運なのだ。

最初始めた時はりんごでやったもんで、私はジャムん中でりんごが一番好きなこともあり、

すりおろして砂糖加えて煮るだけ、時間もかかんないし、こりゃいい、って調子に乗った

んだけど、ママレードも、皮まで食えたらこりゃ余計にいいね〜、って思ってたところ、

皮の千切りやら、下煮やらけっこうその分手間が余計にかかることがわかった。しかし走

り出した汽車は止められない、今回も1キロばかりのママレード作るのに2時間以上も台所

で作業したわけなんだけど、ま、頭からっぽにして鍋ん中かきまわしたりしてるのは、心

身リラックスしてわるい気分じゃないのだ。

で、火から下ろし、シンクに水をためて4〜50分冷やしてびんに詰めたら、もう夕方の、

その場運動と風呂とビールの時間、といったシンプルな日曜。




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