12/20の日記          文は田島薫

あわてて忘年会の準備

去年一昨年と続けてココ通とばんどごっこの忘年会ができなかったもんで、今年はなん

とかやってみるのもいいんじゃないか、ってことで、メンバーに早めにスケジュール押

さえてもらおうと月始めに連絡しといたんで、ほぼ全員の出席の約束をとりつけ、23

日祝日(仏滅)に決定してたのが、日曜になると、早くもあと4日後ってことに気がつ

き、大掃除やっといた方がいいよな、って、ま、ガラス窓だけでも、って2時間ばかり、

家のガラス類を洗った。や〜、きれいになった、って見てみると、少しよごれた水滴の

跡が見えるけど、細かいことは気にしないのがわが家の方針だから問題ない。

さて、これで忘年会の準備もできたし(できてへんできてへん)、落ち着いて読書とテ

レビとギターをやれるもんだ、ってつってるうちに、夕方になり、その場運動して、風

呂入ってから、ビール飲んで、またたく間に一日の終わり。

多分人生ってもんも、これやってから、後でゆっくりお楽しみ、って思ってても、いざ

お楽しみ始めると間もなく人生の終演ってことが多そうだから、気をつけて、なるべく

楽しいこと先にやって、やらなくちゃいけないって感じてることはなるべくやらないで

済ます方がいいのかもしれない(なこたーないか)。

夜中に恒例のトイレで新聞タイムしてると、読書欄が一年の総括になってて、選考委員

たちがそれぞれ今年読んだ本のベスト3をあげてたんだけど、顔写真見ながら、それぞ

れがあげた本と委員の趣向傾向を感じたりして見て行くと、なるほど、この人はこんな

人なんだろうな、とか想像しながら、けっきょく読書ってもんは個人的なもんで、すべ

ての本をひとりで読むことは不可能なわけだから、こういった人たちの意見を参考にし

ても、読むものは自分で決めるもんなんだ、って当たり前のことを思ったりした。




戻る