3/2のねこさん        文は田島薫

イギリスのでぶねこさん


先週家人とイギリスへ行って、民宿に夜の9時過ぎ着いたところ、そこの主人とね

こさんが出迎えてくれた。でぶででかい茶色のねこさんがわれわれが案内される2

階への階段の上り口にどでんと寝そべってる。家人が体をちょともんでわれわれは

部屋に行き、翌朝の朝食後、部屋に戻ろうとしたら、またねこさんが階段の入口に

寝そべってるもんで、今度は、家人、長い時間かけてたんねんに体をもんでやって

ると、ぶあいそな顔したままのくせに、ごろごろ気持ちよさそうだった。


や〜、ぼか〜体重いもんだからさ、走れって言われると困っちゃうぐらい運動すん

の苦手でさ〜、だれかに体もんでもらうと運動の代わりんなってい〜んだよな〜、

きのうの晩も玄関にお客さん来たみたいだったから、ここでこーやって待ってたら

体もんでくれたんだけど、ちょっと足りなかったな〜、も〜行っちゃうの〜?って

感じだったんだけど、きょうは、いっぱいもんでくれてるね〜、ん〜ん、い〜ね〜、

そこそこ、そこんとこを重点的にもんでくれっと、さっき食ったごはんの消化にも

い〜んだよね〜、ん〜ん、いやいや、まいった、ナイスジョブ!


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