8/19のねこさん        文は田島薫

グロッキーキャット 2


猛暑の午後3時半ごろ、家人と長野から帰り駅から歩いてる途中のねこよこちょう入口角

の家。いつもの庭のテラスや縁台の下にはだれもいなくて、あれ?家の建物の角をこっち

に曲った日陰のコンクリの上でシックが足を4本投げ出して伸びて寝ていた。


や〜、こないだ日向歩いてたら死にそうになったもんで、日陰見るとすぐに入っちゃう体

になっちゃったよ〜なんだよな。ほら、ここでいっか、って感じですぐにとっかかりの日

陰に寝転がりたくなっちゃっうよ〜なんだよな、で、頭がぼ〜っとしちゃってるもんで、

なんだかず〜っと眠っちゃううんだよな。で、気がつくと、あれ?なんでこんなとこ寝て

んのぼくは?って、いつもの場所じゃないじゃね〜の、って。でも、気がつくだけい〜、

ってことで、これが寝転がったまま、ず〜〜っと気がつかないんだと、やばいっ。


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