5/13のねこさん 文は田島薫
ちょうどいい寝室
先週の中ごろ駅前のスーパーへ家人と自転車で食料の買い出しに行く途中のねこよこ
ちょう入口角の家の庭、ねこさんいるかな?ってのぞくと、テラスの奥の、ここんと
こ置かれるようになった植木鉢にくっつくようにシックの寝てる胴体が見えた。
以前は、テラスから下りて敷石の上で寝てたりそばの芝生の上で寝てたり、色々だっ
たのが、前回のぞいた時も同じ場所で同じように寝てたから、どうも、そこが今お気
に入りのポジションのようだった。きょうも熟睡中の模様。
や〜、ごはん食べた後、ここで寝るのがやっぱり最高、ってことになったね〜、この
木と入れ物のそばがいいんだね〜。前はなかったんだけど、おばさんがぼくのために
置いてくれたんだね〜。ちょっとおひさまが強い時にもちょうどいい日陰つくってく
れるし、ちょっと風がうすらさみーかな、って時は風よけんなってくれるし。も〜、
まいったまいった、気持ちいくて、ここへ来てこ〜寝そべってみっと、も〜、すぐに、
うとうと、ってしちゃって、いかん、ねちゃいかん、って一瞬心配な気持ちが起きる
んだけど、あ、そっか、ここは石の上じゃなかったんだ、だいじゃぶなんだ、いかっ
たいかった、つって、安心して、うとうとうと、って、こと、に、な、… …