3/18のねこさん 文は田島薫
おあいそねこさん
昨日の昼過ぎ家人と出かけることんなったんでその前に図書館に本返しに行く行き帰
りのねこよこちょう入口角の家の庭、テラスでシックが熟睡の模様。家人と出かける
途中またそこをのぞいてみると今度はシックは足全部たたんで起きてた。ふたりでシ
ック見てるとこっちに気がついたんで、よ、って手を上げて合図してみると、シック
はじっとこっち見てる。わかってるみたいだね、って言い合いながらその場離れてそ
ばの坂を下りて行こうとする時後の方でニャー、って声がした。
や〜、よく寝たね〜、こ〜あったかくなっとこの台の上サイコー、も〜気持ちいいっ
たらない、自然にうとうとしちゃうんだね〜、で、気がつくと寝てるってわけだ、も
っとも、気がつくつっても夢ん中だからほんとは気がついてないのかも、ま、そんな
こたどーでもいいんだ、つって、だれに言ってんだ、つの。そんなこんなで、なにが
そんなこんななんだ、って、だれに言ってんだ、つってもだれもいやしないだろうが、
どこ見ても、ってふとあっち見てみっと、お、いるじゃんか、ふたりもこっち見てる
し、あり?手上げてるぞ、ぼくにか?そんなはずないだろ?いや?ぼくの他にこっち
方面はいないよなだれも、そーすっと、ぼくにか?、つってるうちにいっちゃったぞ、
せっかくこっちに手でなんか言ってくれたんだから、一言返事しとかなくちゃ、なま
いきなやなやつだ、って思われちゃうかもしんないからな、じゃ、おーすっ。