ねこさん動きだす
先週はねこさん見なかったもんで、先々週の中ごろの晴れた日、自転車で駅前スー
パーに食料の買い出しに行った時の話。途中のねこよこちょう入口角の家のテラス、
手すりにかかったマットの上にシックはいなくて、黄とらだけが元々自分の場所だ、
ってような態度でくつろいでいた。見てても何も変わらないんで本道に戻りそばの
坂を下り、小さい鉄筋アパートが2〜3棟建ってるあたりの小さな駐車場に来た時、
車のわきにシックがいた。そばに小太りの白っぽい新人がいっしょだった。そうい
えばなんだか少し暖かくなってきたせいなんだろう、道の反対側のフェンスに囲ま
れた畑のまん中のブロックの上にも別の小柄なミケがいた。
や〜、いい日だね〜きょうは、そんなに寒くないし、ちょっと体動かしたい気分だ
ったもんで、おばさんにごはんもらった後、さてガールハントにでも行くか、って
思ってるとこへとらあにーが来たんで、台のはじっこの上の方にあるいつもの厚い
布の上に、ひとりでゆっくりしていいっすよ、って言ったら、とらあにーは、お、
いーのかい、わりーな、って言ったんで、いやいや、あにーにはいつもおせわにな
ってるから、っておせわになってないんだけど言ってから出かけて来たんだね、そ
ーすっとやっぱ、ひとに親切にすっと（人じゃないけど）、いいことあんだね〜、
かわいこちゃんと、すぐにお知り合いになっちゃったもんね。あり？いつもぼくを
見てるやつがここまで来てるね〜、だめだよ、これはぼくのかわいこちゃんなんだ
から、いくらうらやましがってもだめだよー、だっ、しっし。 |