6/2のねこさん 文は田島薫
じゃまするニケ
家人がねこさんたちにごはんやった後、家人か私が坂の上で
待ってるグレにごはん持ってってやるんだけど、ねこさんた
ち、母親であるグレを見るとうれし〜のか追っかけてしまう
もんで、そうするとグレは逃げてしまうから、そういうふう
にならないように気をつけてても、きのうの夕方も、私がご
はん持って坂を上がって行こうとすると、坂上の角の家の塀
の上にニケが座ってるもんで、こっち来い、って手招きして
から帰るように追っ払うと、ちょうど坂をグレが下りて来た
のを見てまた行きそうになるのを追っ払った。
あっちの方に母ちゃんがいるから、ここで見てるんだよね、
あれ?あんにゃろがなんか持って坂上がって来るね〜、お、
呼んでるね〜、ぼくになにかうんまいもんくれよ〜、っての
かもしんないね、なになになに?あれ?くれるんじゃなくて、
あっちへ行け、ってか?なんでなんでなんで?あ、そっか、
あっちのいつものごはんくれる場所でくれる、ってことなの
か、なんだはやく言ってよ、とととととと、あれ?あんにゃ
ろはあっちにいるまんまだね、おっかし〜ね〜