8/15の日記          文は田島薫



猛暑のおせっかい


先週火曜朝、ゴミ捨てに行く前、あたりにゴミが落ちてないか調べながら

坂の上へ行くと、向こうの稲荷神社の前の石段にその真ん前に住む、先日

自転車で転んで救急車で運ばれた奥さんがいて手を振ってて、そのそばに

だれか背の高い男がいてなにか話してる風情。もう退院したのか聞きにそ

ばへ行ってみると、どうも、病院入る手前でキャンセルして帰って来てた

模様で、杖をついてよろよろと危なっかしい歩きで小さなゴミ袋を手に出

て来たところを、たまたま斜向いの最近引越して来た新築の家の夫婦が見

て、すぐ救急車呼んで入院した方がいい、って説得してて、当人はとにか

く自力で大丈夫、って座り込んで言うことを聞かない状況のよう。

とりあえずその場を双方にまかせ、私はゴミだけ受け取って自分のといっ

しょにゴミ置き場に持ってった。

水曜朝、前述の転んだ奥さんの家へ行き、家人の提案で自分で登山で使っ

てたストック2本貸してやり、その方が安定して歩けるから、って言って

帰って来た。午後になって、居間でひとり遊びしてた古株姉妹の妹が坂の

上に人が集まってるよ、って言うんで行ってみると、ストック2本じゃな

くて杖1本持ってしゃがみこんでる奥さんの周りに、3〜4人の大人とと

なりの小学生女子などが取り囲んで、その中の若い男が、先日の状況での

斜向いの夫婦と同じセリフで説得してて、同じく奥さんは言うことを聞か

ないで、買い物に行くんだ、って言うわりにちっとも立てないは、ズボン

は泥や水の沁みができてるんで、とりあえず、男と私が肩貸して家まで戻

ってもらい、ヘルパーさんの案内も来てるようなんで、すぐ電話しよう、

って提案も、奥さんからやめてくれ、って言われ、とりあえずきょうは買

い物はやめた方がいい、って言って解散。男はわが家の斜向いの路地の突

き当たりの新築に超して来た人で、いっしょにいた女性は、最初に奥さん

のケガの現場に遭遇した、斜向い2軒向こうの家の奥さんだった。

薄暗くなってから、冷凍した納豆2パックと牛乳を持って奥さんのチャイ

ムを押すと、納豆は受け取ったけど、牛乳は苦手だ、って言うんで、家に

もどり、納豆もう2パック追加に持って行ったら、よろよろ玄関から出て

来たところで、買い物行く、って言うのを一度玄関の中へ戻して、座りこ

んでるとこに納豆渡したら、冷蔵庫のスペースがないようで、きょうは

2度も3度も引き戻された、って不服そうで疲れた様子なんで、きょうは

買い物やめた方がいい、って言って帰る。

納豆もあるし、最悪餓死することはないだろうということで、翌々日の金

曜朝、また冷凍納豆持って訪ねると、チャイム押したりドアたたいても反

応がないんで、買い物途中で救急車乗せられたかも、とか、色々想像して、

念のため昼前にもう一度行くと、さっき消えてた部屋の灯りがついてて、

チャイム押すと初老男性が出て来たんで聞くと、身内で医者へ連れて行こ

うと思ってるとこだ、ってことで一安心。



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