思いつくまま、気の向くまま 文と写真は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、ないものが出せました。
いないと言ったら…
ココ通のネタにこまった。
ラジオのJALのコマーシャルに「3年ぶりに同窓会の通知が来た。返事をするまえに中止の連絡が来た」
というのがある。
このように「今週のココ通中止です」と連絡がこないかな。
短気で有名な作家がいた。
たのまれたものがなかなか書けない。細君に、原稿を取りに来たら留守だと言え、と命じた。
やがて編集者が原稿を取りに来た。応接する細君は言われたとおりに口上を述べる。
とっくに〆切が過ぎている原稿だ、簡単に引き下がるわけがない。
細君が当惑していると、当の作家が出てきて「俺は留守だ、本人が言うのだからまちがいない」と言っ
たとか。
最近のココ通は原稿の催促がない。書けなければ放っておけばいいのだが長年のつきあい、いいわけの
ひとつも書きたくなるから不思議だ。
(写真は、ネタ探しで歩いたときの桜)