思いつくまま、気の向くまま 文と写真は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、最後の行で勝負しました。
ボケたぞ〜
半世紀以上まえの大口径レンズであそんでいたらこんな写真が撮れた。
なんだ、ボケた写真じゃないかと言うなかれ。いまのデジカメのレンズ
ではなかなかこうは写らない。
もっともシャープ一辺倒のデジカメが飽きられたか、最近はボケを活か
せるレンズもあるが高価である。
この写真をネタになにか書こうと長いことにらめっこをしているのだが
いまだに文章がうかばない。
そろそろ6時、〆切の時間だ。これは自分で勝手に決めた時間なので守
る必要もないのだが。
とうとう6時を過ぎてしまった。これしきの短文が書けないということ
は自分の中に唯識がないということか。唯識とは、「この世の事物・現
象はそれを認識する心の現れ云々」と、読者をけむに巻こうと思ったが
それもかなわない。どうやら写真に引かれてボケたようだ。