思いつくまま、気の向くまま 文と写真は上一朝(しゃんかずとも)
シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、気持ちも釣瓶落としになったらしい。
釣瓶落とし
秋の日は釣瓶落としという。
秋の夕暮れは暗くなるのがはやい。
地球の自転の速度はおなじなのにふしぎなことだ。
ひとつ科学的に説明できることは、日照時間の変化は春から夏より、夏から秋の方が大きい。
また、日照時間が減る方がより変化を感じやすく急に暗くなったと感じる。
この急に暗くなる感覚を井戸に落ちる釣瓶の速さにたとえたのか。
この釣瓶もときにはすばらしいプレゼントをくれることがある。
こんな夕焼けを見ていると「明日もいいことあるかな」と思うのが、おやくそくだ。
しかし、今日の空疎な所信表明演説を聞くと、そうそう良いことはないと思い知らされる。