Dangerously incompetent
アメリカの医学誌“NEJM”の社説に『いまの政治指導者は危険なまでに無能だ』の一
節がある。政治指導者とぼかしてあるがコロナ騒ぎ以降のトランプ大統領を指すことは
もちろんだ。
新型コロナ対応・民間臨調の調査のなかで「あの時がいちばん悔やまれる」と官邸スタ
ッフが言っていることがある。
この春、安倍首相が独断で要請した全国一斉休校に対する世論の反発と批判に本人が参
ってしまったため、その後の欧米に対する水際対策を遅らせてしまい、感染拡大を招い
てしまったそうだ。自分の施策の失敗に気落ちして悶々とすることは人間らしくてこの
もしいが、それをいつまでも引きずっていてより重要な決定を誤るとは指導者として失
格で「危険なまでに無能」と言ってもいいだろう。
現総理も就任そうそう国民の信も問わずに喧嘩を売り歩いていて、なにを聞かれても
「総合的、俯瞰的」と禅問答もどきの答えしかしない。この先“無言強行”をつづける
ならば、間違いなく安倍前首相を上回る「危険なまでに無能」の総理である。
またアメリカの話しにもどるが、精神医療の専門家が書いた“ドナルド・トランプの危
険な兆候”という本に『アメリカ国民が彼を選んだのはそれだけ彼が強力だったという
ことか、それともそれだけアメリカ国民が病んでいるということか』とあるがアメリカ
を日本に差し替えてもピッタリではないか。
そうです。日本国民は「病んでいて、危険なまでに無能」になる一歩手前にいることは
間違いないのです。そろそろ目を覚まそうよ! |