3/25の日記          文は田島薫



合羽橋から浅草まわってアメ横


月曜にココ通更新し、尾形歌人との隔週歌更新宴会は歌人の画廊展示会オープニング

連続参加新記録更新中のためいつものように火曜に延期。

休肝日になった水曜は家人の年上の友人も腰痛で次週に延期、ってことになり昼のビ

ールも飲まずにおとなしく過ごし、天気がよかったんで家人は外へ出かけたい希望が

あったんだけど、家事やら風呂やらで翌日に出かけることに。

木曜は春分の日で休日だったんだけど天気予報は曇り、って言ってたんで混雑もさほ

どじゃないだろう、って切れかかった海苔を買わなくちゃいけないからアメ横方面へ、

ってことで出かけたらもう天気は快晴。

とりあえず鴬谷から歩いて合羽橋へ。定休日なのか半分ぐらいの店がシャッターが下

りてたんだけど、家人がエスプレッソ用の小さなポットをコンロにかける時に敷いて

た柄付きの小さな焼き網の新しいやつは入った店のおにいちゃんに、そこならあるん

じゃないか、って教えられた店ですぐに見つかった。

浅草寺の方へ行く路地に入ったら、小さな古美術店のガラス越しに外人客らしいのが

見える。通り過ぎようとしたら家人が入ってみよう、って言うんで、小さなドアから

入ろうとしたらちょうど中東の女性らしい3人組が出て来て入れ代わった。

狭い店内の奥は古いソファーがあって年輩の女性が座ってこっちを見てる。品を並べ

た手前の四畳半ばかりの部屋にやっぱり年輩のオヤジが立ってて、そばの小さな騎馬

仏像を指差しながら比叡山から坊さんが何度も来ててそばのホテルを取ってるんだけ

ど、どうも女がいるようだ、などといきなりわれわれに話しだした。

延暦寺の?仏像を買いに?ほ〜、とかなんとか言ってから、窓際に並んだ3つのつぼ

を指して、なかなかい〜ですね、って言うと、これはだれだれの作だ、ってガラスの

やつを指すんで、趣味じゃない、って言うと、左のやつを持って来たんでふたりで一

応誉めてから、でもあっちのがもっとい〜な〜、って筆のなぐり書きの薄汚れたつぼ

を指したら、持って来たんで、ちなみに値段を聞くとさっきのより数倍い高くて予想

より安かったんだけど、負ける、って言う。元々買うつもりはないんで、10分の1の

値を言って、なら買ってもいい、って言ったら、笑いながら元へもどした。

そっから浅草寺仲見世を抜け雷門からずっと上野まで歩いてアメ横で海苔を買った。

土曜の午後いつもの食料買い出しに家人とマーケット手前のガードわきを歩いてると

ウンコ色!がついた紙が落ちてたんで、マーケットでもらったレジ袋と2階の100均

で銀色の金属製の長めのトングを買い、帰りに回収。ついでに道路わきのプラスチッ

クや紙を2人で回収しながら帰り家に着いた時には袋が一杯になってた。

翌日曜の午後も桜の咲具合を調べながら最寄駅から向こう側の公園をまわり、まだ1

分か2分咲の花見客も見物しつつ2番目最寄駅手前の神社にもまわり同様の風景をなが

めながら調子づいたトングとレジ袋持っての散歩。


戻る