7/30の日記          文は田島薫



ニール・ヤング自伝ウィーク


先週は、先々週末に図書館で借りたニール・ヤング自伝の1と2、をずっと読ん

でるだけのような生活だったんだけど、合間にココ通更新やら食料の買い出し

やら掃除やら運動やら料理やらの他に、テレビやビデオ見たり新聞読んだりギ

ター弾いたりしてたら、1は読了したものの、2はまだ半分以上残ってる。

自伝は、予め予想してたものより自由かつ日常雑記的で、模型機関車や、電気

自動車、高音質音楽再生器などの開発の経過や、自身の背中や脳の病気で何度

かやった手術や2人目の夫人と3人目の夫人との間にできた2人の脳性マヒの息

子の生活や、そういった子供たちのためのスクールとエイドコンサートの創設、

夫人の脳の手術、長年つきあった親しい映画やレコードのプロデューサーたち

やバンドメンバーの死、2〜3度のカスタムバスの火災による消失、といった

苦難(?)を淡々とした口ぶりで表現。私が一番知りたい、作曲や作詞やギタ

ーフレーズの創作の成り立ち過程のようなことについては、何も考えないで、

ギターをかかえててきとーにやってると自然にできちゃう、でおしまい。

レンタルDVDは、以前家人と劇場で観たもんなんだけど、また見直したい、っ

て家人が借りて来た「ウォルトデズニーの約束」とそれに出て来た「メリーポ

ピンズ」。「メリーポピンズ」の作者が銀行員だった父親との悩み多い関係と

家政婦にやってきたおばの話からそれを書いたらしいんだけど、それを映画化

することをデズニーに20年も許可しなかった末許す、話。

土曜は台風が夜関東に上陸しそうだ、ってことだし雨も降りそうなんで、午前

中、家人と傘を持って食料の買い出しに出かけた。

夜テレビでアニメ映画「バケモノの子」を観た。力と力の対決、ってありがち

なテーマを別にすれば、バケモノと子との愛のあるののしりあいに、そういう

ものが失われ勝ちな現代に、どっか普遍的な懐かしさを感じた。

日曜は家人がメイに電話したら、元気回復調だったんで、安心しながら夜に隅

田川花火を、離れたテレビで一緒に見よう、ってことに。


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