2/6の日記          文は田島薫

メイデイズ


先週は音楽聴きながら休み休みゆっくりと確定申告の準備をはじめた翌日、約束通り、

妹の娘が3泊の予定で遊びに来た。1〜2週間前のメールで家人と私といっしょにお昼

を食べるつもりで来る、ってことだったんで、正午になる前に来るんだろうと、勝手

に思って具沢山ペペロンチーノの調理をぼちぼち始めてたら、正午を10分ほど過ぎて

も来ないんで一旦調理を中止して、何時に来るのか家人にメールさせたところ、12

時半過ぎになるごめんなさい、って返信なので、待ち、来た時に、12時過ぎることが

わかってたらその前に連絡くれないとだめだよ、って言ったところ、わが家のお昼の

時間が何時だかわからないんだし、それを打ち合わせてなかったおたがいがわるいん

だ、って不服そうで、家人もメイの言い分を支持したんで、私は少し反論を「説明」

したところ、私は細かいことにしつこい、って2人に批判されたままの模様。

駅に着いてからおみやげの菓子を買ってたため余計に来る時間が遅くなったらしいん

で、そんなの買って来てもらうより早く来てほしかった、ってなにしろ私が食う分の

料理だっていっしょにどんどんまずくなっちゃうわけだから、本音を言ったんだけど、

メイはそれをどう解釈したのか、機嫌は治ったようだった。

晩は家人が最後の風呂入ってる間に、やっこどーふでメイとふたり、先にビールを飲

みながら、別れたボーイフレンドたちについて当時の状況をメイに質問したら、けっ

こう冷静な自分なりの分析や感想を話し、私もそれに同意を示した。

翌日の午後は家人がみんなでどっか散歩に行こう、って言うので、確定申告用の手を

止め、2キロちょいのところにある大きな沼のある人気の公園まで春は桜並木になる

遊歩道を歩いて行き、カモをながめたりして陽のあたるベンチでちょっとづつビール

を飲んだりして、帰りにはまた別の小さい沼のある遊歩道に寄ったりして帰った。

その翌日の午後は近所の神社で豆まきがある、って1〜2週間前に知って、行きたい、

って騒いでた祭好きの家人のお伴で、メイにも気分転換になるだろう、って思い、ふ

たり個々に、行かないか、って声かけたら、メイはジャージのままコタツでスマフォ

いじりながら、行かない、って、で、ふたりだけで予告時間に現地着くと、おっさん

たちが紅白の幕はった境内や入口に立ってて子供たちがまだ学校から帰らないから始

まりは50分後、ってことだったんで出直すふりして帰って来た。

その翌日は、メイが仕事で昼過ぎに出なくちゃならないんで、私と家人でオムレツと

千切りキャベツにトーストに紅茶のブランチを作ってやり、彼女の食事中に、土曜午

前中の恒例のブラインド掃除などを私だけ1階から順にやって居間になったら、家人

からクレームがあり、いっしょにメイも同じ態度だったんで、身内だし、午後のスケ

ジュールも詰まったこちらの事情を「説明」したんだけど、批判されたままの模様。


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