8/29の日記          文は田島薫

草木染めワークショップとその打ち上げ


前日順延し、晴れた先週の木曜日は、染色の先生であるシャンせんせいの奥さんが講師で、

わが家の庭で育てた藍を使った「藍の生葉染め」のワークショップが開かれ、シャンせん

せい他、家人の中学時代の親友や、私の友人のはるさんとちょうさんの共通の妹とその姉

ふたりの他、3日前から遊びに来てて午後1に帰る私のメイもちょい参加の実習会だった。

庭に古い雨曝しだったライトテーブルを出し、シートをかけてその上で先生持参のミキサ

ーを使って液を作り、各々持参のバケツに入れて染めたりロープで乾かしたり。

私は葉をもぐのを手伝ったり、飲料水のサービスをちょとやった以外はまわりをうろうろ

してながめてるだけだったんだけど、昼には古い冷房効かせた事務所を解放して、参加者

全員に、そーめんと生キャベツとゆでたまごのビールつきランチをサービスした。

午後、友人のととなまから家人の携帯にメールが入ったんで、状況を伝えて打ち上げ参加

を勧めてみたんだけど、なにやらなぞの女性たちの複雑そうな集まりを敬遠した模様。

終了後、打ち上げ飲み会に全員参加する可能性も視野に入れ、とりあえずテキトーなもん

を出しておいて、料理担当の私は臨機応変にどんどん作るつもりだったのが、生徒たちは

ほとんど飲まないようで、はるちょう姉妹とせんせい夫妻は歌舞伎の話題などでひと盛り

上がりしてから、せんせい夫妻以外1時間ほど談笑して帰っちゃった。だもんでせんせいた

ちとのその後の酒宴も、私とせんせいはお馴染み世代論をまじえた戦争感などで軽い論争

っぽい言い合いしたりして、充分酔っぱらうぐらいは飲んだ感じではあるんだけど、私が

ディナーちゃんと出すからゆっくりしてってください、なんてようなこと言っちゃったの

に、けっきょく、私と家人が魚ととうもろこし焼いたぐらいで、後はセコイつまみだけで

済ませてしまった(せんせい、わりかった)。


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